第20話．「問合せ電話の対応を理解する」の巻
第２０話． 「問合せ電話の対応を理解する」の巻 開校から８日目、月曜日の昼。 ついに鳴ったその電話。 私は少し緊張したが、元気よく電話に出た。 「ありがとうございます！個個 (...)
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第19話．「立ち上げ時に行うことを理解する」の巻
第１９話． 「立ち上げ時に行うことを理解する」の巻 「じゃあ、始めよか」 私は今日も、タヌーキのレッスンを受けている。今日はからくり屋ではなく、教室だ。 「新規開校で、今、一番気にせなあ (...)
第18話．「講師の初期研修をする」の巻
第１８話． 「講師の初期研修をする」の巻 開校から６日目の朝。 約束した朝１０時、今日も私たちはレッスンを始める。 「まず聞くけど、今日の講師研修何するん？」 「はい、第１回目の初期研修 (...)
第17話．「開校時の広報活動・その二」の巻
第１７話． 「開校時の広報活動・その二」の巻 開校から５日目の朝。 今日も二人はからくり屋珈琲店だ。 「タヌーキさん、今日は何のパフェにしましょう？」 もうずいぶんと分かってきた。レッス (...)
第16話．「開校時の広報活動・その一」の巻
第１６話． 「開校時の広報活動・その一」の巻 開校から４日目の朝。 私とタヌーキは、からくり屋珈琲店にいた。 「タヌーキさん、ここにいていいんですか？教室に行かないと……」 「心配せんで (...)
第15話．「運命の開校日」の巻
第１５話． 「運命の開校日」の巻 運命の１２月１日。 私は、朝９時には教室にいた。 「いや～落ち着かないなぁ。午前中に２件くらい問い合せ電話があればいいのになぁ。でも、ジャンジャン電話か (...)
第14話．「夢を語る」の巻
第１４話． 「夢を語る」の巻 いよいよ開校前日となった１１月３０日。 ２年ぶりの武太との再会だ。 イタリア料理のお店に入って、昔話に花を咲かせながら、美味しいパスタやピザをいただく。 切 (...)
第13話．「社員採用について考える」の巻
第１３話． 「社員採用について考える」の巻 武太陽子（ムタイ ヨウコ）。 それが、彼女の名だ。 正直、まさか武太本人が「残って」いるとは思わなかった。 彼女は学生でありながら極めて優秀な (...)
第12話．「奇跡のメール」の巻
第１２話． 「奇跡のメール」の巻 開校を２日後に控えた、１１月２９日のこと。 私はまたいつものからくり屋珈琲店にいた。 かなり焦っていた。 だいたいタヌーキは無茶なことばかり言う。 社員 (...)
第11話．「講師を採用する」の巻
第１１話． 「講師を採用する」の巻 いよいよ開校も近づき、紅葉もピークを過ぎ初めた１１月下旬のある日のこと。 私は「いいことありそう」なことで全国的に有名な、ドーナツ店の前に立っていた。 (...)