退塾理由の「成績不振」について考える
退塾者が出るのって、嫌ですよね?
私の場合、経営的に売上や利益が減るから嫌ということよりも(もちろん、それはそれで嫌ですが(笑))、
生徒や保護者に申し訳ない気持ちもあり、塾として力不足を感じる瞬間なので、それが嫌ですね。
で、そんな退塾の理由として挙がってくるナンバーワンの理由は、、、
成績不振
ですよね?たぶん。
でも、これがクセモノ。
というか、もう少し考えなきゃいけない部分です。
つまり、本当に「成績不振」が退塾の理由なのか?ということです。
状況にもよりますが、
普通、「成績不振」だったとしたら、どうなると思います?
「辞める」となる前に、、、
「先生、どうしましょう?」
という相談が保護者の方や生徒さんから相談があってもいいわけです。
だって、もし、自分に良からぬことが起きた時、真っ先に信頼できる人に相談するでしょ?
それなしで、いきなり「辞めます!」となるのは、明らかにそこに信頼関係から構築されていないのです。
この先生に相談しても仕方がない。この塾に通わしていても良くならない。
もっと言えば、「テストの点数が悪かったのは塾のせいだ!」と思われているのでしょう。
まあ、もちろん、塾の力不足なのは間違いないですけどね。
でも、何度も言っていますが、塾というのは、単純に、「成績が上がっていれば塾は辞めない。成績が上がらなければ塾を辞める。」・・・とはならないわけです。
確かに、「成績不振」という結果が背中を押して、退塾という結論に至ったのは間違いないでしょう。
しかし、退塾の申し出をしてくる前に、何故、相談が来なかったのでしょうか?
このことを、考えることが重要です。
ここに目を向けずに、単純に「テストの点数」だけに目を向けていても、これからも退塾は出ますよ。
何が必要かを考えてみて!
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。