学習塾は無くなるかもしれない③
昨日のブログで、今のままでは「塾の先生」の多くは通用しなくなる。
だから、もっともっと我々も勉強して、もっともっと自分の頭で考え、行動しなければなりません。
なんてことを書きましたが、、、
まず、淘汰されるは、こうやって当たり前のことを偉そうに言うような、私のような人間でしょうね(笑)。
まあでも、「学習塾の未来」を語る時に、危機感を煽っているだけじゃ、面白くも何ともないので、
私、個別指導塾や個別指導塾の先生にエールを送ります。
これから、益々「個別」の時代が加速します。
今以上に価値観が多様化し、それぞれ個人が自分の好きなことや興味のあることを学ぶようになるでしょう。
その流れは止められません。
そんな時代に、「学校」や「学習塾」がどんな形や役割になっているのか、私には分かりません。
でも、どんな世の中になったとしても「教育」自体は無くならないでしょう。
そして、この「教育」は間違いなく、個別指導です。
何故なら、そもそも「教育」とは、全て「個別指導」だからです。
そう、誰一人として同じ人間がいない以上、本来、「個別指導」でしか教育はできないはずなんですよね。
まあ、正確に言うと、「個別指導」ではなく、「個別教育」という言葉の方がしっくりきますけどね。
「指導」だと一方通行的な方法論のイメージになるので。
ちなみに、ここで言う「個別教育」とは指導形態のことを指しているわけではありませんよ。
ここ、大事なんで、もう一度言いますね。
「個別教育」とは1:2のような指導形態のことを指しているわけではありませんからね!
で、、、
もし、その「個別教育」の中に、「先生(←名前は変わっているかもしれない)」という人間が必要になるのなら、私達の出番ですよ!!
はい、「個別教育」をしている人にとってはチャンスなのです。
そのために、今こそ、「個別教育」とは何なのかを深く考え、実践することです。
「学習塾」がどんな形になったとしても、いや、仮に無くなってしまったとしても、本当の意味での「個別教育」をする力を付けてさえいれば、活躍できる舞台は必ずあります。
実際、、、皆さんも、薄々気づいているでしょ?
もはや画一的な指導には限界が来ていることを。
どんなツールや教育商品を入れたところで、生徒は集まらないということを。
上手い仕組みを取り入れたところで、たかがしれているということを。
システム的には他塾と大きな差別化ができないことを。
そう、時代はまさに「個別教育」の時代へ。
そして、“何”を買うかから、“誰”から買うかの時代へ。
だからこそ、「個別教育」を実践し、我々自身が「こんな先生なら我が子を預けたい」と思えるような先生になること。
それが「学習塾の未来」を創ることに繋がるのです。
では、最後に、私の師匠が書いた「個別教育の聖書みたいなもの」の一節を紹介しておきましょう。