数字を動かすということ
今、春の募集期真っ只中です。
だから、今日のブログは、3月後半から4月にかけて、まだまだ数字は動きますよって話を書こうと思います。
いや、正確に言うと「動きますよ」ではなく、「動かせますよ」なんですけどね(^_-)-☆。
で、まずは、ちゃんと認識しておかなければならないことから話をしますね。
塾業界にとって、春の募集期は生徒数の確保においては最も大切な時期です。
何故なら、この数字である程度、1年間の売上も利益も予測が立つからですね。
そして、会社(塾)経営というのは、その予測をもとに、社員達の給与を決めたり、採用計画を立てたり、新規教室の展開や新商品の導入を考えたり、もしくは更なる経費削減や教室運営について見直ししたりするわけです。
だから、春がめちゃくちゃ大切なのです。
そのことは社長や塾長は痛いほど分かっています。
ただ、社長ばかりが分かっていても仕方がないわけで。
会社によっては、統括責任者やエリアマネージャー、教室長など、いろいろな責任を持った人がいると思いますが、「責任者」という名の付く人も自分の責任の範囲内で、そのことを深く理解しなければなりません。
そこで、数字を動かすって話。
この大事な大事な春の募集期、間違っても、やるべきことをやって運を天に任すみたいなスタンスになってませんよね?
実は、そういう姿勢では数字は動かせないんですよね。
私は社長という立場上、口ではそういうことを言ったりもしますが(だって、やるべきことをやるのは、間違いじゃないからね)、数字を統括するポジション(マネージャーや教室長)でやっている時は、そういうスタンスでやったことはありません。
だって、自分の考えるやるべきことなんて知れているわけで、もっとやれることがあるんじゃないか、今からでもやれることがあるんじゃないか、そればかりを考えて動いていましたからね。
恐らく、皆さんもやれることがもっとあるんですよ。
本当に全てをやり尽くしていますか?
少し前のブログで1件1件、1人1人という話しもしましたが、これも合言葉やキャッチフレーズで終わってはいけませんよ。
具体的に考えて行動することです。
1件1件の問合せに対してどういう行動を取れば、面談に来てもらえるのか、1件1件の入会面談や体験授業でどういう話、どういう体験授業をすれば入塾したいと思ってもらえるのか、1件1件ちゃんと具体的に戦略を練らなければなりません。
また、内部生に対しても、名簿か何かで1人1人の情報を整理することです。
1人1人を思い浮かべながら、この生徒は退塾の危険性はないのか(信頼関係や成績状況に問題はないのか)、この生徒は3月末で退塾が決まっているけど退塾の取り消しを勧める必要はないのか(高校の勉強や大学受験を見据えて塾は本当に必要じゃないのか)、この生徒からの紹介の種はないのか(兄弟姉妹・友達関係、お母さんやお父さんの知り合い関係など)、それをもう一度、考えるのです。
えっ?考えたけど、紹介の種はないって?
じゃあ、今から種を撒きましょう。
紹介は喜んで塾に通って来ている生徒や信頼してくれている保護者からしか出ません。
そういう生徒や保護者は誰ですか?
長く通って来てくれている人かもしれないし、入塾したばっかりのモチベーションが高い人かもしれません。
どの塾さんだって、どの教室だって、そういう人がいるでしょ?
その人達からどうやって紹介を作り出すのか、これも具体的に1人1人戦略を練ることですよ。
とにかく、問い合わせを作るのも、入塾を増やすのも、退塾を減らすのも、方法論は山のようにあります。
要は、それをやるかやらないか。
そう、「自分の手で数字を動かす」という意識を強く持って動いた人だけが数字を動かせるように世の中はなっているのです。
ということで、是非、自分の人生も自分の責任も神様やお天道様に委ねるこななく、自分の手で「達成感」を掴み取ってほしいと思います。
あっ、もちろん、最後の最後は神頼みだけどね(笑)。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。