挫折を経験した方が人は強くなれる
昨日は、うちの塾が展開している地域(京都・大阪)の公立高校入試の合格発表日でした。
合格した人はおめでとう!本当によく頑張ったね!(と言っても、生徒は誰もこのブログは読んでいないんですけどね(笑)。)
でも、残念ながら不合格という結果を受け取った人もいるでしょう。
今日のブログはその人達に向けた内容(昔書いたブログのリバイバル)を送ります。(くどいけど、誰も読んでないんだけどね🤣。)
全国各地で入試が行われ、今年も“挫折”を味わった子ども達がいるかもしれません。
そう、多くの子ども達が人生で初めて味わう…「合否発表」。
合格した生徒については、我々にとっても最高に嬉しいことですが、、、
残念ながら、「不合格」の文字を受け取る子もいるわけです。
この三文字は、子ども達にとっては、とても辛く悲しい体験です。(もちろん、我々にとっても。)
そして、我々が想像している以上に、子ども達は大きな“挫折”を感じているかもしれません。
かく言う私も、大学受験の時、失敗体験というか、“挫折”を経験しました。
高3生の時、どうしても行きたい大学があって、受験しましたが、、、不合格。
一年浪人して、翌年も受験しましたが、、、やはり、不合格。
ついに、自分の第一志望に行くことは叶いませんでした。
自分は努力のできないダメな人間だと思いましたね。
そして、自分を責めました。
仕方がなく、他の大学に進学することになりましたが、今でもこの時の辛かった気持ちは忘れられません。
一年くらいは尾を引いていたかな?(笑)
だから、“挫折”を味わった生徒に対して、安易な慰めの言葉は出てこないのです。
辛いもんね。
でも、今になって分かることがあります。
大学受験で“挫折”を味わった自分だからこそ、分かることがあります。
それは…
誰しも、人生は自分の思い通りにいく方がいいと思うかもしれませんが、
実は、自分なりの“挫折”を経験している人の方がずっと強くなれるということ。
たかが、高校受験や大学受験です。(「たかが」と言ってすみません!)
それらは人生のゴールでも何でもありません。
まだまだ続く人生。社会に出れば、間違いなく、多くの“挫折”に出会います。
その時、自信を無くして、深く落ち込むことがあるでしょう。
でも、学生時代にちゃんと“挫折”を経験している人は決して負けない。
「“挫折”の一度や二度、全然大したことない!」って思える心の強さが備わっているのです。
だって、“挫折”を経験しても、頑張って来た自分を知っているからね。
そういう心の強さが社会に出た時には大事。
つまり、“挫折”した経験が将来の自分にとって、最大の味方になるのです。
また、“挫折”を味わった人は、
目の前にいる人の「悲しい気持ち」や「辛い気持ち」の分かる優しい人間になれます。
実は、私は社会で活躍するためには、一番これが大切だと思っています。
特別な能力がなくてもいい。他の人と比べて突出した何かがなくても構わない。
どんな世界でも、結局は、人の痛みが分かる人間が一番人望を集め、成功するようになっているのです。
これは、これまで卒業した色々な生徒を見てきて、サラリーマン時代から多くの社員を見てきての、私の確信です。
私だって、今、成功しているかどうかは怪しいですが(笑)、、、
今でもバリバリ仕事ができている一番の要因は、間違いなく、大学受験の時の私なりの“挫折”を経験したからだと思っています。
これがなかったら、今の私はいません。
ちなみに、今回のブログは、入試で“挫折”を経験した人に対して、気休めで言っているのではありませんよ。本心ですから。
だから、辛くて悔しい気持ちを持ちながら、「決まった学校」で心を納得させて、頑張ってほしいと思っています。
希望の学校に合格した人も、そうでない人も、これからが本当の勝負です。
皆の将来が素晴らしいものになることを祈っています。
全ての頑張った受験生たちに幸あれ!
※来週月曜日は祝日なので、ブログはお休みします😊。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。