一人ひとりの積み重ね
今、春の募集期真っ只中。
何とか昨年の生徒数は超えたいとか、
明確な目標があるからそれを達成したいとか、
とにかく生活していけるだけの生徒数は確保したいとか、
各塾さんがそれぞれの想いを持って、この春の募集期を頑張られておられるでしょう。
そう、春は塾経営にとって大事な大事な時期なのです。
それなのに、コロナちゃんがなかなか落ち着いてくれないという(ToT)。
地域によっても差はあるでしょうが、感染者数が思ったように減らず、いまだに学級閉鎖が続いていたり、おまけにマンボウも延長するなんてことになって、ほんと勘弁してくださいよ〜という気持ちです(笑)。
笑い事じゃないよね(^_^;)。
で、こんな状況だから、達成したい生徒数まで大きな開きがある塾さんもあるかもしれません。
困りましたね(◞‸◟)
さて、こんな時は、どうしましょうかね?🤔
まず、使い古された言葉ですが、とにかく諦めないこと。気持ちを切らさないこと。
とは言っても、差が開いていたらやる気が出ませんよね?😅
まあ、その気持ちは分からなくもないですが、、、
達成できそうな時に頑張るのは誰だってできるわけで、真価が問われるのは劣勢に立たされた時。
そう、「この劣勢な状況で達成したら、ちょー奇跡じゃね?」くらいの感覚で前向きにやることです。
だって、結果がどうあれ、別に命まで取られることはないんだから、前向きにやらなきゃ損ですよ(笑)。
で、ここで大事なのは、運を天に任せるんじゃなく、自ら数字を作る動きをすること。
だって、あ〜、あと10名かぁ…、あと20名かぁ…、あと30名かぁ…って、ため息ついていても仕方がないわけで、実際、数字を見ていても奇跡は生まれませんからね。
やるべきことは、数字を見ることではなく、
「目の前の一人ひとり」に全力を注ぐこと。
一件一件の問合せには、それぞれの子ども達が置かれている状況があって、保護者の方の想いがあるわけです。
その一人ひとりの声に耳を傾けて、まずは面談に来てもらうことです。
一件一件の入会面談も同じ。
入会面談に来る人は必ず不安や悩みを抱えておられるので、まずはそれをしっかり聞いてあげることですね。
そして、入会面談は入会してもらうことが目的ではなく、その不安や悩みを解決してあげることが目的だということを忘れてはいけません。
もちろん、その解決策として自塾に入会してもらうことがベストですが(というか、めちゃくちゃ入塾してほしいけど(笑))、絶対に順番を間違えてはいけませんよ。
また、内部面談もしかり。
忙しい中、わざわざ面談に来てもらうんだから、生徒一人ひとりの現状分析をして、どうすれば成績が上がるのか、そのために塾としてはどういう対策を考えているのかという自分なりの答えを必ず提供しなけれななりません。
プロなんだから当たり前ね。
紹介促進。
紹介キャンペーンをやっているのなら、ちゃんと一人ひとりに届けなければなりません。
紹介キャンペーンのポスターを貼っているだけじゃ効果はありませんよ。
紹介と言うのは、塾が必要な人に適切なタイミングで届けることで発生するものです。
生徒一人ひとりの兄弟姉妹や友達などの状況をヒアリングし、必要そうな人がいるのなら、遠慮なく勧めてあげることです。
ちなみに、これ、入会面談の時が絶好のチャンス!
あと、中3生の高校継続も大事ですね。
ただ、この時期だと、「継続しません!」という結論が出ている生徒もいるでしょう。
でも、諦めるのはまだ早い。
高校に入ってから勉強に躓きそうな生徒だったり、大学受験を考えている生徒にはもう一度アプローチすべきです。
3月の間にどんどん高校の予習を進めさせて、塾無しでも大丈夫そうかを見てあげてください。
そして、やっぱりこの子は絶対に継続した方がいいと思うのなら、本人にもお母さんにも「やっぱり、もう少し続けてください!続けさせてやってください!」と言ってあげることです。
他にもやれることはあるでしょう。
春の募集期はまだまだこれから。
目の前の一人ひとりに全力を注ぐことの積み重ねが奇跡を生むのです。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。