人は易きに流れる生き物
人間はサボる生き物。
人間は易きに流れる生き物。
基本的にはこれを押さえておかなければなりません。
そして、これを理解した上で、仕組みや人事配置、経営構造を考えた方が良さそうです。
具体的に言うと、今まで1人でやっていた教室に新たにもう1人社員を配属した場合、
大抵は1+1=2以上にはならないんですよね。
つまり、今まで1の力でやってきた人が0.8の力になって(だって、1人増えたから1の力を出さなくてもやれちゃうもんね)、
また、新しい人も1の力を出さずに0.7くらいの力になって(もう1人いるから、これくらいの力でもいいでしょ^_^;)、
結局、ふたを開けて見ると、1.5くらいの力になるなんてことはよくあるパターン。
せっかく人を増やしたのに、生産性が著しく低くなるわけです。とほほ…。
それでも、売上や利益がぐーんと上がればいいのですが、大して増えないとしたら、何をやってるんだか?って話になってしまいます。
人材育成についてもそう。
「これくらいでいいよ、いいよ」なんて求めるレベルを下げていたら、「ああ、それくらいでいいんですね」となって、なかなかスキルが上がっていないということもよくあります。
もちろん、人の達成感や自己肯定感も大切ですが、そういう感情の部分ではなく、お金を貰える仕事のレベルかどうかという視点を忘れてはいけません。
そうでなければ、人はどんどん易きに流れてしまいます。
だから、求めるべきスキルや成果は求めなければならないのです。
そう、ちゃんと求めるってことが大事(^_−)−☆。
嫌われたくないとか、どうせ言ってもできないんじゃないかとか、辞められたら困るとか、そういう気持ちでやっていくと、会社(塾)としてのレベルは上がっていかない。
・・・ということを常に自分に言い聞かせてます(笑)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。