八方美人も武器になる
「八方美人」って、あまり良い意味では使われませんよね?
嫌われたくないという思いから、誰にでもいい顔をして、同調してしまい、逆に不信感を抱かれてしまうことも少なくありません。
でも、今日は敢えて「八方美人」も悪くないんじゃない?というブログを(笑)。
いや、悪くないどころか、使い方さえ間違わなければ「八方美人」は大きな武器になるかもしれません。
では、まず弊社・社員のAさんか書いた、ある日の業務報告をまず読んでみてください。
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本日の拡大教室長会議について、エリアミーティングという形でさせていただき個人的には良かったと思っています。
今までの会議形態も、各教室からの発表とそれに対しての岡田先生や武田先生のお話しを聞く中で、学ばせていただくことがたくさんあり、その機会が減ってしまうことは残念に思いますが、新しい会議形態になることで、自教室について困っていることや質疑応答の時間帯が増え、話し合いがたくさんできるので良かったと思っています。
また、授業形態が同じH教室と一緒に話し合えることで、様々な課題や施策も共有し合えると思いますし、B先生が雰囲気も含めてとても上手にまとめてくださったので、次回以降、C先生も含めてこの形態で結果を出せるように協力して頑張っていきたいと思います。
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どうですか?
うちの社内のことなので、読んでもよく分かりませんよね?(笑)
これ、会議形態変更の感想を書いているだけなので、別に目を見張るような内容ではありません。(あ!Aさん、ごめん!笑)
でも、彼は優秀だということが分かりませんか?
えっ?分からないって?(笑)
じゃあ、説明しましょう。
では、もう一度お読んでみてください。
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本日の拡大教室長会議について、①エリアミーティングという形でさせていただき個人的には良かったと思っています。
→①これは会議形態の変更を判断した本部メンバーへの心配り。
今までの会議形態も、各教室からの発表とそれに対しての②岡田先生や武田先生のお話しを聞く中で、学ばせていただくことがたくさんあり、その機会が減ってしまうことは残念に思いますが、新しい会議形態になることで、自教室について困っていることや質疑応答の時間帯が増え、話し合いがたくさんできるので良かったと思っています。
→②これ、岡田、武田への心配り。嬉しいことを言ってくれるじゃん(笑)。
また、授業形態が同じ③H教室と一緒に話し合えることで、様々な課題や施策も共有し合えると思いますし、④B先生が雰囲気も含めてとても上手にまとめてくださったので、次回以降、⑤C先生も含めてこの形態で結果を出せるように協力して頑張っていきたいと思います。
→③H教室メンバーへの心配り。
→④エリアのリーダーB先生への心配り
→⑤これは分かりにくいですが、この日に体調不良で休んでいたC先生への心配り。
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そう、この文章はいろいろな人に対して心配りが盛り込まれているわけです。
たかが新しく変更した会議形態についての感想程度の内容ですが、この心配り、素晴らしくないですか?
そして、、、
ね?八方美人でしょ?(^_−)−☆
いや、5者に対する心配りなので、「五方美人」かな(笑)。
まあ、八方でも五方でもいいのですが、様々な立場の人に対する心配りができることやサービス精神を持つことは大事なことなのです。
(私の名前も入ってたから、私が気を良くしているだけかもしれませんけどね(笑)。)
ただ、こういう心配りができる人(八方美人を武器にできる人)は絶対に多くの人から信頼を得られるでしょうね。
あっ、ちなみに、この社員さん、一年前まではパッとしなかったんですよ。(これまたごめん!)
それがこの成長ぶり。
ほんと、しっかりしてきましたよ。
そう、人はその気になれば変われるのです。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。