2/2(水)】人のモチベーションを重視し過ぎると上手くいかない

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人のモチベーションを重視し過ぎると上手くいかない

何をやるにもモチベーションって大事。

でも、そのモチベーションを重視し過ぎると上手くいかない。

今日はそんな話。

 

例えば、会社経営をしいて、よくある失敗。

業績が悪い時、社内の雰囲気がどよーんとして、社員達のモチベーションは上がりません。

(もし、めちゃくちゃ高い人がいるとしたら、ちょっと変(笑)。)

 

だから、経営者や幹部達は、業績を上げるためには、まず社員達のモチベーションを上げなければならないと思ってしまいます。

どうすれば、社員達のモチベーションが上がるのか?

給与や賞与を増やせば上がるのか?

休みを増やせば上がるのか?

頻繁に褒めれば上がるのか?

自主性に任せれば上がるのか?

まあ、いろいろ考えて、いろいろやってみるわけです。

でも、効果はあまりありません。

これ、私もハマった落とし穴。

というか、今もハマっています(笑)。

 

でも、よくよく考えてみると、それじゃあ上手くいかないよねって思うわけです。

だって、社員さんにもいろいろな人がいるわけで、モチベーションのもとになるものも、バラバラ。

給与や賞与が増えればモチベーションが上がる人もいれば、

重要な役割を任せてもらえたらモチベーションが上がる人もいれば、

承認や自由にできることがモチベーションに繋がる人もいれば、

逆に、どんな状況下でも自分でモチベーションを上げられる人もいるわけです。

それを一括りにして、会社が社員のモチベーションを上げる制度や施策なんて土台無理な話。

(もちろん、一人ひとりが前向きにやれるように考えることは大事だけどね。)

 

でも、社内全体のモチベーションを上げる方法が一つだけあるとしたら、

それは業績を上げること。

えー!( ゚д゚)振り出しに戻ってるやん!(笑)

 

そう、順番が違うのです。

業績が上がれば社員達のモチベーションは間違いなく上がります。

(あっ、上がらない人は何をやっても上がらないけどね(笑)。)

だから、会社がまずやるべきなのは、社員のモチベーション云々ではなく、業績が上がる戦略を考え、業績が上がるための施策や組織体制にし、業績を上げる技術を磨くこと。

そして、業績が上がれば社内の士気は高まります。

その結果、給与や賞与も増えるだろうし、会社が大きくなれば様々な役割やポジションも生まれるでしょうし、その中でモチベーションが高まる人が増えていくのです。

 

実は、子ども達もそうですよ。

入塾時の面談で、その子のモチベーションを上げるのは非常に重要です。

「この塾で頑張ってみよう!」と思わせることがスタートですからね。

でも、その後の方が大事。

何故なら、最初のモチベーションは日が経つにつれて、必ず落ちてくるからです。

勉強ができない子ほどそうです。

だから、その子のモチベーションが継続できるように、楽しい授業を毎回実践し、「勉強が分かる」「できるようになってる」を実感させ、、、そして、出来るだけ短期間で点数アップという結果を出させてやることです。

頑張ってみて、それが報われる結果が出た時に、人のモチベーションは上がります。

また、自分でモチベーションが維持できるようにもなります。

 

だから、会社経営にしても、教室運営や生徒指導にしても、モチベーション(やる気)を重視し過ぎると悪循環にハマってしまい、上手くいかないわけです。

大事なのは、どうすれば結果を作ることができるのか。

それを第一に考え動くことです。

ということが分かっていても、実践するのは難しいんだけどね(^_−)−☆。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑