君がやる気を出してくれたら、成績を上げることはできるよ!
「君がやる気を出してくれたら、成績を上げることはできるよ!」
これ、塾の先生が発するセリフの中で、私が一番嫌いなやつ(笑)。
あと、こんなのもありますね。
「君がやることやってくれたら、成績は上がるよ!」
「そんなの当たり前やん!」と、私、思わず突っ込みを入れてしまいます(笑)。
実は、こんなセリフを吐く塾の先生が結構います。
面談力研修をしていると、10人中9人はこういうようなことを言います。
「先生、この塾に入ったら、すぐに成績を上げてもらえます?」と保護者(役)が迫れば、大抵の人が言っちゃうんですよね。
そう、「●●君がやる気を出してくれたら、、、」という逃げ道を作るわけです。
まあ、最初からやる気があって、やることをやれる子なら、誰だって成績を上げられます。
いや、そんな子なら塾に来なくても上がりますよ。
そうです。やる気を引き出すのも塾の先生の仕事なのです。
そこを本人に求めている限り、個別指導塾の先生としては半人前。
そして、そんな先生のもとでは、子ども達はやる気なんて出ないだろうなって思います。
ちなみに、これ、面談時だけじゃないんですよね。
「この生徒、やる気がなくて、全然成績が上がらないんです…」
みたいなことを言う人がいるのですが(ちなみに、本当に多くの塾の先生が何気なく使ってますよ)、、、
「やる気が出てない」ことが分かってるのなら、早くやる気を出さしてあげてよ!と思ってしまいます。
やる気のない状態を放置していて、何の手も打たないのが一番の罪。
どんな生徒でも「やる気が出ない」原因は必ずあります。
そして、その解決方法も必ずあります。
もちろん、原因が分かりにくい場合もあれば、すぐに解決できないことだってあるでしょう。
でも、それを解決しようと(その生徒のやる気を引き出そうと)、努力していますか?
時には、ちゃんと生徒や保護者と勝負してますか?
間違っても、頻繁に保護者と連絡を取っては、「●●君がもっとやる気を出してくれたらいいんですけどね…」なんて、評論家的なことを言ってませんよね?
それでは、生徒の成績も、教室の生徒数も伸ばせません。
最後にもう一度言いますね。
目の前の生徒のやる気を引き出すのは、、、
塾の先生の仕事です!(#^^#)
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。