とある塾さんを訪問して(後編)
昨日の続き。
とある塾さんの新規教室を訪問してみて、
私の見立ては・・・
教室長さんは優秀で、めちゃくちゃ頑張ってる!\( ˆoˆ )/
実際、開校して約8ヶ月。退塾は0ですからね。
ほんと、素晴らしいです!
でも、、、
生徒数を爆発させるためには、何かが足りない。
では、まず足りないものの前に、足りてるものを挙げますね。
・教室はめちゃくちゃ綺麗でオシャレ!(お金かけましたね〜(笑)。)
・殆どの生徒のテストの点数が上がっている!(素晴らし過ぎる(^o^)/)
・生徒達が元気!人懐っこい!
・土日のテスト対策は3週間前からで、殆どの生徒が参加している!
・面倒見はたぶん地域ナンバーワンで、一杯勉強させてる!
・初めにも挙げましたが、教室長がめちゃくちゃ頑張ってる!だから、退塾数は0名!
他にもありますが、これくらいにしておきましょうか(#^.^#)。
で、これらを見て、足らないものは分かりましたか?
私が挙げた項目の中に、教室にいるはずの「あの人」が出てきていないでしょ?
そう、講師の先生。
もちろん、講師の先生が頑張っていないわけではないですよ。
みんな、一生懸命に授業をしてましたからね。
でも、あまり存在感がなく・・・生徒や教室に対しての影響力がそれほど感じられなかったのです。
ついでに言うと、そんなに楽しんでないというか、のめり込んでいないというか、そんな印象なのです。
あくまでも昨日見た限りは…ですけどね。
それから、この教室、講師層と生徒層に偏りがあります。
具体的に言うと、講師の先生は女性講師が6名、男性講師が1名。
生徒は正確には分かりませんが、男子中学生がかなり多く、女子中学生が少ない。
たかが男女比率かもしれませんが、個別指導塾で生徒数を伸ばそうと思えば、実はこのバランスは結構重要です。(今日は詳しくは書きませんが。)
ちなみに、男女比率だけではなく、講師の先生のキャラクターもいろいろいた方がいいですよ。
何たって、個別指導塾の強みは、様々な目的・学力・性格の生徒を受け入れられることですからね。
ということで、まずはこの部分を改善していきましょう!
改善策についてはここでは書きませんが、とにかく、意図的に変化させなければなりません。
あと、偏りの面で言うと、この教室は学力的にも性格的にも、かなり手のかかる生徒が多くて、教室長の先生はかなり大変だと思います。
そんな中で、殆どの生徒がテストの点数を伸ばしているということは、この教室長の先生がめちゃくちゃ頑張っている証拠。
ただ、そうなると、これ以上そんな生徒が増えると、困っちゃいますよね?(笑)
どんどん手が回らなくなるので、あまり生徒数を増やすことに前向きになれません。たぶん。
間違っていたら、ごめんなさい。
で、ここで、最初の「講師の先生問題」に繋がるわけですが、、、
生徒数を増やそうと思えば、講師の先生にもっと協力を仰ぎ、もっと力を発揮してもらうことが必要です。
まあ、そんなことは私が言わなくても、恐らく教室長の先生は分かっているはず。
ただ、人間は頭で分かっていても、なかなかできないことはあるわけで。
そういう場合は、やはり、塾としてはそうなる仕組みを作ることが必要ですね。
嫌でも講師の先生達と関り、協力してもらう仕組みをね。
その具体案についてもここには書きませんが(社長さんには口頭で伝えています)、、、
その部分の改善・強化がこの教室の生徒数を爆発させる最大のポイントじゃないですかね。
いずれにしても、この塾さんには、
謙虚で優しい社長さんがいて、
めちゃくちゃ生徒想いの教室長の先生がいて、
真面目に一生懸命に頑張る講師の先生達もいるので、
その歯車が噛み合いさえすれば、今以上に素敵な塾になると思いますね。絶対に。
あっ、生徒も増えるしね(^_−)−☆
やっぱり、塾はどこまでいっても、人しだい。
では、本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。