ストレスとの向き合い方③
昨日の続きです。
それにしても、この「ストレス」ってやつの正体は何なのでしょうか?
そこで、私、「ストレス」について考えてみたのです。
ただ、あくまでも、専門家ではない私が考えたことなので、適当に読んでくださいね。
さて、まずは私がどんな時にストレスを感じるかというのを考えてみました。
で、よくよく振り返ってみると、その殆どが、自分の思い通りにならない時。
つまり、恐らく、人は誰でも「こうしたい」「こういう状態でいたい」という自分の思いがあると思うのですが、それが達成できていない時にストレスを感じるのではないかと思うのです。
例えば、よく仕事上での「人間関係のストレス」という話を聞きますが、たぶん、自分と相性の良い人とだけ仕事をしていたら、人間関係のストレスってあまりないと思うのです。
しかし、実際は苦手なタイプと仕事をすることなんてザラなわけですよね。
そして、そういう人達は自分の気に入らない言動をしてくるのです。
そう、「自分の気に入らない」、つまりは「自分の思っていること」と違うことをするのです。
そこで、「そういう言い方(行動)はやめてくれ!」と言えればいいのですが、それが上司だとしたらなかなか言えないですよね?
言いたいけど、言えない…。
だから、ストレスを感じると思うのです。
では、他の例でも考えてみましょうか。
例えば、誰だって、誰からも叱られずに仕事をしたいと望んでいますよね?
いや、叱られるどころか、褒められたい、感謝されたいと思って仕事をしていますよね?
しかし、どんなに頑張ったって、実際は叱られることもあるでしょうし、褒められない(感謝されない)ことだって一杯あるわけです。
しかも、それが頻繁だと、自分の望む姿(状態)とは大きく乖離しているので、ストレスを感じるのだと思うのです。
それから、例えば、仕事での目標予算があったとして。
いつもバンバン達成できていたら、恐らくそれはストレスにはなりませんよね?
達成したいと思っているのに、達成できない状態になっているから、ストレスを感じるわけです。
これら、大きく言うと、全て自分の思い通りにならないからなんですよね。
ということは、自分が望んでいることを諦めればいいんじゃないかと思うわけです。
えっ?そんなに簡単じゃないって?(笑)
まあね。
でも、何かを望むからストレスに繋がるわけで、何かに拘っているからストレスを溜めるわけですよ。
人生も仕事も自分の思い通りにならないことなんて山ほどあるのに、自分の思いに執着しすぎるから、しんどくなるんじゃないですかね。
だから、心が苦しくなったら、そんなものは手放したらいいんです。
一旦、自分の目の前の状況を受け入れたらいいんです。
「まあ、仕方がないよな」ってね。
そうしたら、きっと楽になるはず。
そう思うのです。
なんて偉そうに言っていますが、私だって簡単にそんな心境にはなれません。
ただ、昨日書いたように、私の場合は、心が極限まで追い込まれた時、スイッチが入って「もうどうでもいいやー!!!」ってなるのです(笑)。
たぶん、これ、無意識のうちに自分で自分の心を守っているんだと思いますね。
ただ、これにはちょっと副作用もありまして…。
それは、自分の心を守る代償として、私のやる気が一気になくなるんです(笑)。
だから、頑張らない…。いや、頑張れないのです。
もちろん、仕事はちゃんとやりますよ。
でも、無理して頑張ると、いろいろな感情が出てきてしんどくなるので、粛々とやるべきことをやるだけです。
喜びもせず、怒りもせず、無の境地でね。
そうしていくと、不思議なことに、徐々に心が回復し、また元気とやる気が出てくるんですよね。
私、過去こんなパターンで何度も心のピンチを乗り越えてきたのです。
ということで、私が考える「ストレスとの向き合い方」で正しいのは、自分の無力さを受け入れること。
何ごとにも執着しすぎないこと。
それが大事な気がします。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。