人は成長する
今日もまたまた先週金曜日(10/8)の話。
この日、弊社の賞与支給日でした。
今までは年2回の賞与だったのですが、各募集期(春・夏・冬)の業績をちゃんと反映させたくて、今年から年3回の支給に変更したのです。
あっ、とは言っても、賞与金額が1.5倍に増えたわけではないんですけどね(^_^;)。
まあ、それはいいとして。
実は、私はこの賞与支給日が嫌で嫌でたまらないわけですよ。
何が嫌かって、会社の通帳からお金がごっそり減ることもそうですが(笑)、頑張ってくれている社員の皆に十分な賞与を支給できていないと思っているからです。
当然、利益が大きく出たら、どーんと出したい気持ちはあるのですが、今の利益の状態ではなかなか「どーん」とはいきません。
だから、申し訳ないなぁ・・・って思います。
もちろん、弊社よりも賞与が少ない会社(塾)さんや賞与は全く支給していない会社(塾)さんがあることも承知していて、「それに比べたら・・・」なんて自分自身に言い聞かせてみるものの、やっぱり、モヤモヤが残ります。
そんな時、ある社員さんからLINEで賞与の御礼のメッセージが届きました。
「コロナ禍で大変な中、温かなお心遣いに・・・」って書いてあって、ほんと、有り難いお言葉~(T_T)。
また、「この賞与は自己研鑽のために使い、会社に還元・・・」とも書いてあって、頼もしく感じましたね(*^_^*)。
私を含め、社長なんて単純な生き物だから、こんなメッセージをもらうと、嬉しくなって、もっと頑張らなきゃ!って思うわけです。
で、ここまでは、単に私が嬉しかったという話。
今日の本題はここから。
今回、いの一番に御礼のメッセージをくれた、この社員さん。
どちらかというと、マイペースなタイプなので、人間関係においてはそんなに器用なタイプではないと思っていたのですが(←ごめん!笑)、こうやって、すぐにメッセージをくれたことに対して、大きな成長を感じたわけです。
しかも、「自己研鑽」なんて、私の大好きなワードも入っていましたしね(笑)。
これ、些細なことかもしれませんが、こういう気遣いは仕事においてはとっても重要です。
もちろん、社長に対してという意味ではありませんよ。
塾だろうと、どんな商売だろうと、仕事というのは、顧客はもちろん、周りの人の気持ちを慮って、その人達を喜ばすのが基本です。
その積み重ねが人からの信頼を得て、大きな成果を作り出すのです。
だから、塾で働く以上、
どうすれば生徒が喜ぶのか?
どうすれば保護者が喜ぶのか?
どうすればアルバイト講師の先生は喜ぶのか?
どうすれば同僚や上司は喜ぶのか?
常にそれを考えなければなりません。
そういう意味で言うと、この社員さんは今回のメッセージに限らず、最近、仕事における日々の言動の中でも随所に「成長」が垣間見えます。
実は、私、「成長」が大好物なので、こうやって社員さんの成長が感じられることがたまらなく嬉しいわけです(#^^#)。
と同時に、今回もやっぱり確信しましたね。
人は成長する。
ということで、これからも一人ひとりの小さな「成長」もしっかり目に留めていきたいと思ってます。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田がお送りしました。