間違った正義感が人をダメにしているのかもよ
私、「正義感」って、まあまあ好きなのですが、これ、気をつけないと独り善がりになってしまうことがあります。
そう、間違った正義感が人をダメにしているのかもしれないのです。
その典型例は、、、
「弱者を守る」という間違い。
いや、正確には「守り方」が間違っていると言った方がいいかもしれませんね。
まあ、そもそも、何を持って弱者だという位置付けをしているのか分かりませんが、間違った正義感を発揮する人っていうのは、得てしてそういう捉え方をしがちです。
つまり、よくあるのは、「できない人」=「弱者」だと捉えるパターン。
そして、その弱者の代わりにやってあげる(言ってあげる)、それが正義だと思っているわけですね。
もちろん、時と場合によっては、そうすることは必要でしょう。
でも、大切なのは、仮に何らかの弱者だったとしても、最終的には「自分で乗り越えさせる」ことです。
これを忘れてしまっては、単に依存心の高い人を作りあげるだけになってしまいますね。
また、何よりも、本人にとって根本的な解決になりません。
これ、実は、親でも先生でも上司でも同僚や友達でも、割とあります。
そして、残念ながら、本人達は気づいてないという(笑)。
まあ、要するに、困っている人を見て、悩んでいる人を見て、短絡的に「よし!ワタシが助けてあげよう!オレが手伝ってあげよう!」という思考になって行動していることがあるとしたら、もしかして、その正義感はその人の成長を阻害しているのかもしれないという疑問を持った方がいいということ。
つまり、良かれと思ってやっているのでしょうが、その行動は正義のヒーロー(ヒロイン)を気取っているだけかもしれませんからね。
だから、もし、自分が気分良くなっているとしたら、要注意です(笑)。
ということで、ちょっと考えてみてください。
もしかして、日頃、自分の満足感を得るために、正義を振りかざしてはいませんか?
正義は相手のために使うのです。
相手が自分の力で乗り越えられるように、正義は使うのです。
だから、「正義」って、ちょっぴり心が痛くなるものなのかもしれません。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。