【7/29(木)】正論では人は動かないんだってば@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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正論では人は動かないんだってば

「正論」って、確かにその通りなんですが、だからと言って、人が動くわけじゃないんですよね。

「あなたの正論、仰る通りです。ごもっともです。でも、やりません。」

というやつです(笑)。

 

例えば、宿題忘れが多い生徒とのやりとり。

プンプン(先生)「宿題やらんかったら、成績上がるわけないやん。それに、宿題は先生との約束ごと。約束は守らなあかん。先生は君に約束を守る人間になってほしい。」

口笛(生徒)「先生の仰る通りです。でも、やりません。」

実際にその言葉を発していなくても、そんな目をしている生徒っていませんか?

恐らく、いますよね(笑)。

あっ、講師や社員達にもいると思いますよニヤリ

 

そして、もしかして、その生徒(もしくは講師や社員)の心の中はこんな感じかもしれません。

「いろいろ忘れているあなた(先生)に言われたくない。」

「自分のことばかり考えているあなた(先生)に人間論を語られたくない。」

「いつも見て見ぬふりをしているあなた(先生)が何で偉そうに言ってるわけ?」

 

いや〜、痛いところを突かれましたね(笑)。

まあ、要するに、人間って感情の生き物なんですよ。

人の感情においては、正しいか正しくないかは二の次。

頭では理解できたとしても、心が言うことを聞かないなんてことはよくあるのです。

だから、単に「正論」を言ってみたところで、人は動かないのです。

 

やっぱり、人の心を動かそうと思えば、、、

その「正論」を、

誰が言うか。

どのタイミングで言うか。

どういう伝え方をするのか。

この3つが重要なのです。

 

いや、もっと言えば、「正論」かどうかはどうでもいいのです。

大事なのは、、、(もう一度書きますねウインク

誰が言うか。

どのタイミングで言うか。

どういう伝え方をするか。

 

仮に同じ言葉だったとしても、誰がそれを言うかで相手の受け取り方が違います。

例えば、約束を守る重要性について、時間にルーズな上司から言われるのと、いつも時間を守る上司から言われるのとでは、受け取り側の感情は全然違うわけですね。

 

また、どういうタイミングでそれを言うかで相手の感じ方が違います。

例えば、部下の生徒に対する言動がイマイチだったとして、その場で指摘してあげるのと、後で指摘するのでは効果が違ったりします。

「今の話し方はこうした方がいいよ」とタイムリーに伝えた方が「なるほど。そう話した方がいいんだな。」という気づきが生まれます。

しかし、「昨日の生徒に対する話し方だけどさー…」となると、「ん?どの話?そんな話し方したっけなぁ…」なんてなるかもしれません。

 

さらに、どういう伝え方をするかでも、相手の聞く姿勢が変わってきます。

例えば、「社長!それは違います!こうすべきだと思います!」という言い方をして、社長が素直に「そうだな」なんてなると思います?

少なくとも、私はなりません(笑)。

 

だから、、、

誰が言うか。

どのタイミングで言うか。

どういう伝え方をするか。

それが大事なのです。

 

同じことを何度も書いて、ちょっとくどいですねウインク

まあ、とにかく、「正論」自体は、大して役に立たないわけです(笑)。

そんなもので、人は動かないのです。

 

ちなみに、そもそも論で言うと、私自身はあまり「正論」を語るのも振りかざすのも好きじゃないんですよね。

「こうするべき」などの「べき論」も嫌いです(笑)。

そういう言い方をされると、いったい、その「正論」や「べき論」って、誰が決めたの?って思ってしまいます(笑)。

ほんと、捻くれていて、すみません口笛

 
 
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑