10%の妥協が教室をダメにする
何事も「徹底力」が大切です。
まあ、そんなことは分かっているんですが、なかなか難しいんですよね(笑)。
みんな、だいたい90%までやると、満足してしまって(もしくは諦めてしまって)、終了してしまうのです。
「90%までやったから、いいかな。残りの10%は厳しいもんな。」ってね。
そう、自分で自分を納得させるわけです。
いやいや、ちょっと待って、待って。
その残りの10%が大切なんですって!(笑)
以前、知り合いの先生がこんなことを言っておられました。
「90%と100%の違いは、0と100ほどの違いがある!」と。
確かにそうなんですよね。
実際、残りの10%を妥協してしまうと、いろいろな部分に綻び(ほころび)が出てきます。
例えば、生徒の定期テスト結果の回収。
テストの答案を持ってくるように伝えても、なかなか持ってこない生徒っていますよね?
「えっ?忘れたの?…じゃあ、来週持ってきて!」
そして、来週。
「えっ?また忘れたの?…じゃあ、次は絶対に忘れたらダメだからね!」
こんなやり取りが毎週続き、結局、回収できず終いの生徒が存在するのです。
そこで、例のフレーズが出てくるんですよね。
「どうしてもテストの答案を持って来ない生徒がいるけど、90%まで回収したから、まあいいかな。」
この妥協というか、例外を許す甘さがあると、そのうち、定期テスト結果を持ってこない生徒がどんどん増えます。
そう、本当にどんどん増えていくのです(笑)。
つまり、10%の妥協が、教室の緊張感の無さを作り出し、やがては、それが教室業績の悪化へと繋がっていくのです。
あぁ、恐ろしい(笑)。
ということで、何事も徹底力が大切なのです。
90%で終わるか、100%までやりきるか。
あっ、90%以下は論外ですけどね(笑)。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした