会社は学校ではありません( ̄^ ̄)ゞ
最近、いろいろな塾さんを見ていて、「ちょっと甘やかし過ぎじゃないの?」って思うことがあります。
例えば、会社は社員が入ってきたら、ちゃんと研修することは当然です。
ある意味、決められた仕事はマニュアル化することも必要です。
でも、仕事の全てを研修することも、マニュアル化することも不可能ですよね?
それなのに、「知りませんでした」「教えてもらってません」がまかり通る風潮で。
「いやいや、そんなのちょっと考えれば分かるでしょ!」という言葉を飲み込んで、「ああ、教えていなかった私が悪かったね」というやり取り。
何だか気持ちが悪い(笑)。
確かに、研修は必要。マニュアルも必要。
会社は社員を育てなければなりません。
上司は部下を育てなければならません。
それらはその通り。
でもね、社会人たるもの、1から10まで教えてもらうんじゃなくて、自分で勉強しなきゃ。
もう子どもじゃないんだから、口を開けて誰かが与えてくれることを待っていても仕方がないわけです。
例えば、「仕事をする上での社会人としてのマナー」。
この類の本は数多く出てるし、ネット上にも一杯転がっています。
だったら、これくらいのことは、いくらでも自分で学べるでしょ?ってことです。
また、例えば、「上司としての姿勢」。
ちょっと上手くいかないからと言って、「自分は管理職に向いていない…」と口にする人がいますが、、、
いやいや、そんな簡単にできますかいな(笑)。
これには正解もないし、経験してこそ分かることが一杯あると思いますが、それでも、「向いてない」と口にする前に、いろいろ本でも読んで、考え方を勉強しなさいよっていう話です。
仕事の仕方だって、上手くいっていないのなら、自分から上司に聞いていくくらいの姿勢を持たなきゃいけません。
えっ?聞きにくいって?
じゃあ、聞かなくてもいいですよ(笑)。
あなた自身が仕事ができない人間になるだけの話ですからね。
とにかく、社会人になったのなら、全ては自己責任。
上司がどうだとか、会社がどうだとか、そんなことを言っても何も始まらないわけです。
もちろん、会社や上司は、社員や部下の自己責任に甘えてはいけません。
それはそれで改善すべきことも、努力すべきこともあるでしょう。
ただ、私が言いたいのは、何だか会社が学校のようになって、社員たちが生徒のようになっているとしたら、何だかおかしくないですか?ってこと。
会社は学校ではありません。
教えてもらって当然の世界ではありません。
社会人たるもの、自己研鑽するのは当たり前のことです。
そして、塾の場合、そういう先生にならなきゃ、子ども達にいったい何を教えるの?って思います。
考えてみてください。
今、あなたが指導している生徒たちには、どんな大人になってほしいですか?
何事も受け身の大人になってほしいですか?
誰かや何かのせいにする大人になってほしいですか?
恐らく、違いますよね?
そう、まずは、あなた自身が「生徒にはこんな大人になってほしい」と思っている大人になることが大事なのです。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。