仕事は小さな勇気の積み重ね
今日は、最近、若い塾の先生からよく聞く話をお送りします。
もしかして、若い先生に限らないかもしれませんけどね。
こんな話です。
本人に語ってもらいましょう^_^。
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ある生徒のテスト結果が返ってきたんですよね。
で、結果を見ると、かなり悪かったんです…。
私、これはヤバい❗️と思って、本人を呼んで話をしました。
こう見えて、本人と話をするのは、まあまあ得意なので、今回の結果の振り返りをして、次に向けて頑張ることを約束したのです。
とにかく、この時は、その子が頑張る気持ちになってくれて、本当に良かったなぁ…って思ったわけです。
でも、そこから、こんなふうに思ったんですよね。
「ん?待てよ。保護者にも連絡しておいた方がいいんじゃないだろうか??」
「いや、別にいいか…。」
「いやいや、良くない!やっぱり保護者にも電話した方がいいに決まっている…。」
まさに自問自答です。
そして、意を決して、電話することに。
でも、なかなかできない…。
電話するのが怖い…。
で、結局、電話しませんでした。
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おい、おい、何でやねん!(笑)
思わずツッコミたくなりますが、実は、こういう話(悩み)、ちょくちょく聞きます。
でも、すみません。正直、これ、私はあまり理解できないんですよね(笑)。
まあ、確かに、テストの点数が下がってしまったご家庭に電話するのが怖いのは理解できます。
恐らく、文句か嫌味を言われるでしょうからね。
たまに、めちゃくちゃ怒ってこられる方もいますしね😱。
でも、電話をした方がいいと思うなら、しなきゃいけないのです。
だって、した方がいいんでしょ?
それなのに、怖くてできないって?
じゃあ、どうするの?
もしかして、放置していて、何となく無事に通り過ぎることを期待しているのかもしれませんが、、、
こういう場合、大抵は悪い結果になるんです。
そういうものですよ。
だから、仕事において、怒られるのが嫌だから、連絡しないなんて選択肢はありません。
命まで取られることはないんだから、さっさと電話しちゃってください(笑)。
で、今回の例にあげたのは、保護者への電話ですが、生徒や講師や社員に対しても、似たようなパターンで悩んでいる人がいます。
言いにくいから言わない。
嫌われたくないから言わない。
キレられるのが嫌だから言わない。
とういうやつですね。
まさに、行動の軸が自分の感情。
仕事をするのに、自分の感情に左右されてはいけませんね。
あなたの感情はどうでもいいことです。
だから、相手のために言った方がいいと思うのなら、言いにくいことも言ってください。
(もちろん、言い方には気をつけましょうね。)
それは、ちょっとした勇気を出すだけでできるのです。
スキルも経験も関係ありません。
くどいようですが、ちょっとした勇気だけね。
まあ、仕事の成果って、とどのつまり、そういう勇気の積み重ねで得られるものだと私は思うんですよね。
だから、もし、なかなか勇気を出せない人は、毎日、たった一つだけでもいいし、小さなことでもいいので、ちょっとした勇気を出してみませんか?
きっと何かが変わるはずです。