目の前にあるものは、当たり前にあるものなのか?
少し前、やる気のない人に見られる「共通点」の話を聞きました。
皆様、何だと思います?
私、これを聞いた時、「なるほどな、確かに」って思ってしまいましたね。
その答えは、、、
「感謝」が無い人、薄い人
だそうです。
つまり、今、当たり前に目の前にあるものってありますよね?
仕事だとか、会社だとか、上司や同僚や講師達、そして、教室に通って来てくれている生徒達など。
あと、家族や友人や、お給料や、平穏無事な日常だって、そうですね。
でも、それらは当たり前にあるものなのでしょうか?
世の中には、仕事がなくて辛い想いをしている人だっています。
会社が倒産してしまって苦しんでいる人だっています。
満足な給与をもらえない人だって一杯います。
上司や同僚がいなくて、一人寂しく頑張っている人だっているでしょう。
事情があって、家族と別れてしまった人もいるでしょう。
アルバイト講師や生徒だって、数ある学習塾の中から自塾を選んで来てくれているわけです。
数え上げたらキリがありませんが、全部、当たり前にあるものではないですよね?
それなのに、やる気のない人っていうのは、自分の目の前にあるものを当たり前にあるものと捉えていて、それらに対して感謝の気持ちが無い(薄い)ということらしいんです。
そして、人間というのは、普通にしていると段々とそうなっていくんだと。
う〜ん、確かにそうだなぁって思います。
昔、嬉しかったことも、有り難い気持ちになったことも、今では何も思わなくなっていることって結構ある気がします。
平穏無事な毎日に何の感謝もできていなかったりもします。
ダメですね。。。
会社なんて社員がいなければやっていけないのに、社員に対する感謝を忘れている社長さん。
会社経営の苦労も知らずに、社長に対して文句ばっかり言っている社員さん。
個別指導塾は講師がいなければやっていけないのに、講師に対する愚痴を言っている教室長さん。
自分が頑張れるのも、奥さん(旦那さん)がいてくれるからこそなのに、それを忘れている夫婦たち。
生徒がいることは当たり前じゃないのに、一人ひとりを大切にしていない塾の先生たち。
皆みんな、それらは当たり前じゃないということを忘れているのかもしれません。
また、自分の力や努力だけで、今の自分や今の生活があると勘違いしているような人もいるでしょう。
周りの人のおかげなのにね。
つまり、やる気を持って、前向きに頑張る人というのは、目の前にあるものは、当たり前じゃないということが分かっている人。
そして、全ての人やモノに感謝の気持ちを持っている人。
そういう謙虚な気持ちと、周りに対する感謝の気持ちがやる気に火をつけるのかもしれません。
実は、今回、弊社が新天地に教室を作ったのは、この当たり前じゃないことを思い出すためでもあります。
最初に塾を作った時に感じた「1件の問合せの有り難み」「自分を信じて入会してくれた生徒の想い」・・・
第二創業期をスタートさせる今こそ、もう一度、そのことを噛み締めなきゃいけないと思ったのです。
問合せがあるのは、当たり前のことじゃない。
入会してくれるのも、当たり前のことじゃない。
だから、、、
1件1件の問合せを大切に。
1件1件の面談を大切に。
1人1人の生徒を大切に。
それが原点。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。