縁の下の力持ち
会社は、会社に数字で貢献してくれる社員さんが大好きです(笑)。
野球に例えると、ホームランで点を取ってくれるバッターや0点に抑えてくれるピッチャーですね。
会社にもそういう社員さんがいるでしょ?
そう、学習塾の場合なら、入塾を増やし、退塾を減らし、生徒数を集めることで、売上や利益を上げてくれる人達です。
えっ?一杯います?…羨ましい!
とにかく、会社としては、数字で貢献してくれる社員さんは本当に有り難い存在で、感謝をしなければなりません。
また、その人達も会社に貢献できているという「手ごたえ」を感じられて、楽しく仕事ができているでしょうね。
それは野球でも会社でも同じ。
だから、常に目立つのは、こういう人達なんです。
しかし、会社組織には、普段そんなに注目されないけど、しっかり貢献してくれている社員の皆さんもいますよね?
そう、生徒数や売上などの数字を自らの手で動かせない役割の人達ですね。
しつこいですが、野球に例えると…、いや、ややこしいから、やめときましょう(笑)。
会社組織で言うと、間接部門の社員さん。
こういう人達がいるから、会社は回っている部分が多いにあるのです。
そして、実は、この役割の人は、モチベーションの維持が難しいのです。
何故だか分かりますよね?
それは、なかなか「手ごたえ」が感じられないから。
感謝される機会もあまりないし、売上や利益アップに直接貢献できている感覚もあまりないですからね。
そして、「皆が売上や利益アップのために頑張っているのに、自分は会社に貢献できてないのでは…」って卑屈になったりすることも。
よく、間接部門なら売上目標もないし、ストレスも少なそうだから、異動したいなんて、甘っちょろいことを言う人もいますが、恐らく、そんな人にはできませんよ。
毎月毎月、コツコツと滞りなく、やっていくということが、どんなに大変か。
だから、会社としては、これまた感謝しなければないない人達です。
あと、話は少しズレますが、仕事の「手ごたえ」を感じにくいという意味では、現場の最前線にいない管理職や社長もそうです。
えっ?社長も?
そう(笑)。
実は、「自分はサボっていると思われているんじゃないだろうか」という恐怖感に駆られて、やたらと現場の最前線に出ようとする社長さんって結構おられます。
もう現場ではたいして役に立たないのに(笑)。
正直言うと、私はこの意識にはなったことはありませんが、気持ちは分からなくもありません。
だって、直接数字を上げることに関わった方が確かな手ごたえも感じられるし、何よりも働いている実感が湧きますからね。
ダイレクトに「感謝」を得られる機会もあるでしょうし。
つまり、社長だろうが、誰だろうが、モチベーション高く仕事をするためには、この「手ごたえ」って凄く大切なのです。
ただ、こういうタイプの社長さんは、まだまだ「働く=時間を費やす」「役に立つ=直接売上を上げる」というステージから脱皮できていないのかもしれませんね。
社長の仕事は、社長自身が長時間労働することではありません。(もちろん、してもいいけど)
また、自らの手で売上を上げることでもありません。(もちろん、上げてもいいけど)
社長の一番の仕事は、社員の皆に頑張ってもらうことです。
そのことで、生徒数を伸ばし、売上を上げ、利益を増やし、社員のみんなにも給与や賞与でしっかり還元することです。
また、社員の皆が安心して働けるように、会社を安定的に経営することです。
と、偉そうに言ってますが、、、
これがなかなか難しいんだけどね。とほほ…😭(笑)。
あっ、話が脱走しすぎた(^_^;)。
話を戻して、、、
とにかく、間接部門の社員さんは、自らの手で売上や利益を上げる役割でなかったとしても、「全社員のために」「全体の数字を上げるために」やっている尊い役割なのです。
直接、売上や利益を上げる人達と同じくらい大切な仕事なのです。
そう、下から皆を支える「縁の下の力持ち」。
凄い力持ちなんです(*^o^*)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。