自己防衛面談じゃなくて、三者で協力する面談を!
皆様の塾では定期的に三者面談をされていますか?
うちの塾では、基本的には学期ごとに実施しています。
もちろん、頻繁にやる生徒もいますけどね。
で、成績が上がっている生徒の面談は、まあまあ楽しいわけです。
生徒も保護者も、そして塾の先生も、終始和やかな雰囲気で面談は進んでいき、塾側の提案(講習会の受講や増コマや宿題の量など)も快く承諾してもらえたりしますしね。
しかし、成績が上がっていない生徒の面談になると、そうはいきません。
「塾に行かしているのに何故成績が上がらないのか?」
「お金の無駄。いったい、どんな指導をしてくれているのか?」
「もう塾を辞めさせようかと考えている」
などなど、どんどん保護者に攻め込まれるわけです。
そう、塾の先生は防戦一方(笑)。
そして、思わず、自己防衛の言葉を発してしまうのです。
「なかなか宿題をしてくれないから…」
「テスト直前のテスト対策イベントに参加してくれないから…」
「もっとやる気を出してくれないと…」
これ、自己防衛面談と言います。
こんな面談をしてもしゃーない(笑)。
まあ、成績を上げられなかったことは、こちらの力不足だから、申し訳ないわけです。
しかし、やるべき指導をしていたのなら、自己防衛に終始するような面談はしないでほしいと思います。
大切なのは、これからどうするか。
「こういう感じでやってきたけど、今回、結果が出なかったから、やり方を変えましょう。テキストを変更して、もっと宿題や自習も増やしましょう。大変かもしれないけど、先生も頑張るから、君も頑張ろう!お母さんやお父さんも協力してください!」
という感じ。
まあ、上記の話し方は何ともお粗末な例ですが(笑)、要は、責める側と責められる側に分かれるのではなく、三者とも成績を上げたいという共通の目標があるんだから、「みんなで協力して頑張っていきましょう!」という面談を作り上げてほしいと思います。
そのためには、面談準備をしっかりすることですね。
ちゃんとテストの答案分析をして、日頃の授業記録を見直して、これからどう指導を改善していくのかを考えるのです。
経験の浅い人はアドリブは上手くいきません。
私が新入社員の時なんて、本当に自信がなかったから、一人ひとり話をすることをノートにまとめていたものです(笑)。
とにかく、内部面談は、、、
生徒にとっても、保護者にとっても、「面談に来て良かった」と思ってもらえるものでなければなりません。
そして、「これからも、この先生に任せたい」「これからも、この先生と一緒に頑張りたい」と思ってもらえる面談でなければなりません。
面談はファンになってもらう最大のチャンスです!
頑張りましょう!
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。