内部内部充実って何? 営業力強化って何?
天才的な人って感覚で仕事が出来ちゃうんですよね。
だから、部下に対しても、いろいろなことを端折って、「ああして、こうすれば上手くいくから」なんて説明するもんだから、一般人にはよく分からないのであります(笑)。
元読売ジャイアンツの長嶋茂雄さんなんて、典型的なそのタイプ(天才)でしょ?
「とにかく、来た球をブンと振って、パッと離して…」みたいな表現をされていましたからね(笑)。
まあ、そう人達のことは置いておいて、普通は、教室状況を改善するのも、人材育成をするのも、教室の数字を動かすのも、具体的でなければ上手くいきません。
しかし、よくよく耳を傾けてみると、至る所で曖昧な表現が飛び交っているのです。
その度に、私、それじゃあ上手くいかないって…と、心の中で呟いています(笑)。
もちろん、何かのキャッチフレーズならいいでしょう。
具体的なことだとを、何だか締まりませんからね。
また、銀行や役所などに提出する作文なら、いいのかもしれません。
どうせ細かいことを書いても分からないんだから(笑)。
しかし、しかし、確実に成果を上げたい時は、そうはいきませんね。
実際、具体的な施策の発表の場で、「内部充実」だとか、「営業力強化」だとかと言われると、ズッコケてしまいます(笑)。
ほんと、内部の何を充実させるんだか、営業の何を強化するんだか、さっぱり分かりません。
で、そういう時は、是非、「内部充実」をもう少し具体的に教えてほしいと言ってみてください。
そして、返って来た答えが、「講師の指導力を上げるために、講師研修を強化する」程度だとしたら、それはもう終わってるわけです。
だって、全然具体的じゃないんだもん(笑)。
講師の指導力って、具体的に何?
講師研修の強化って、具体的に何?
もし、その問いにも具体的に答えられないとしたら、その施策は全く意味がありませんね。
「営業力の強化」だって、同じことですよ。
強化が意味するものは、問合せを増やしたいのか、入塾数を増やしたいのか、もっと言えば面談からの入塾率を上げたいのか、それとも客単価を上げることなのか。
しかも、どれくらい上げたいのか。
これらが明確じゃないと、強化もへったくれもありません。
また、それらを達成するために、誰が何をどのようにするのか、それが答えられない限り、イメージしている強化とやらは達成できないでしょう。
とにかく、仕事で成果を出したいのなら、具体的にすることです。
だから、日頃から曖昧な言葉は使わないように意識しましょう。
具体的に考えるくせをつけましょう。
くどいようですが、あなたが具体的な言葉にできないものは、達成できませんからね。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。