刺さったままのトゲ(その2)
今日も別のトゲの話(*^▽^*)。
これは、私が入社2年目か3年目のことだったと思います。
当時、若くて痩せていた私は、自塾のチラシのモデルに抜擢されたのです。
まあ、抜擢と言っても、一番暇そうだったので、写真撮影会に駆り出されただけなんすけどね。
でも、さすが大手塾。
プロのカメラマンや、小学生や中学生の本物のモデルも来て、本格的な撮影会です。
いろいろなシーンを撮りましたが、チラシのメインになる写真はモデルの女の子(小学生)を私が教えているシーン。
緊張しましたが、とりあえず無事に撮影は終わりました。
そして、チラシの出来上がり。
チラシの表面には、デカデカと私と小学生の女の子が載っているのです。
想像以上に、写真がデカい…。
目立つことが苦手な私にとっては、単に恥ずかしいだけのチラシでしたね(笑)。
そして、そのチラシは、当時の上司(教室長)の指示により、教室の掲示板にも貼られたわけです。
ほんと、やめてほしい…。
すると、それを見た生徒達が、私に声をかけてきたのです。
「先生、凄いー!チラシに載ってるね!」みたいなことを何人の生徒に言われたことでしょうか。
マジで恥ずかしいったらありゃしない。
それから、何日か経った時、事件が起きたのです。
ん?あれ?
掲示板に貼ってあるチラシが何だか変だぞ。
いや、チラシというよりも、チラシに載っている私が何か変だ!
私は恐る恐るチラシに近づいていきました。
えっ!…
ひぇー!
そこで、私が見たものは、私のおぞましい姿。。。
私の目は黒色ではなく、ゴールド色になっているのです。
何???
よくよく見ると…
な、な、なんと!
私の両目と、ふたつの鼻の穴に、ゴールド色の画鋲(がびょう)が刺さっていたのです。
おまけに少し落書きもしてあるし…。
そう、そこには何とも不細工な奇妙な私の姿があったのです(笑)。
だ、だ、誰だー!
これ、完全に嫌がらせやん!!
そう騒いでみたところで、犯人なんて分かるわけもなく、寂しくチラシを剥がす私でした…。
まあ、こんな苦い思い出話を、昔、弊社の武田に話すと、ゲラゲラ笑われ、更に傷ついた次第です(笑)。
【教訓】
とにかく、チラシに載る時は気をつけろ!
子どものイタズラは残酷だ!
私の心には、今でも、この時のトゲならぬ画鋲(がびょう)が刺さったままなのです。
誰が犯人かは未だに分かりませんが、たぶん、あんなことをするのは中学生の悪ガキ達。
あの子達も、もう40歳代のいい大人。
人様の嫌がることをしていないか心配です(笑)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした