【1/29(金)】人間の頭は考えるためにあるのです。@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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人間の頭は考えるためにあるのです。

昔は良かった・・・なんてジジくさいことを言うつもりはありませんが、、、

便利な時代になればなるほど、人間が考えないようになる気がして、ちょっぴり心配です(笑)。

 

例えば、個別指導塾。

便利という表現は違うのかもしれませんが、凄く進化したのは間違いありません。

約30年前、私がこの個別指導の世界に飛び込んだ時は、ベンチマークするような個別指導塾もなく、個別指導の確立したノウハウもなく、必要なものが何も揃っていなくて、ただただボスの号令のもと、試行錯誤しながら様々なノウハウを構築していったわけです。。

ほんと、拙いながらも、自分たちで考えるしかなかったわけですね。

 

個人で塾を立ち上げる時もそうです。

お金もあまり使えない中で、いかに工夫して教室を運営するか。

無名な塾で、かつ、信用がない中で、いかに工夫して生徒を集めるか。

それを自分たちで考えるしかなかったわけです。

 

でも、今になって思うのは、、、

この「自分(たち)で考える」ということが本当に大事だということ。

 

今、一昔前に比べると、個別指導塾も一般的になってきて、また、いろいろ便利なものが出てきて、それほど困らずに教室を運営することができます。

中には、「未経験でも全然大丈夫!あなたにも塾経営ができます!」というようなことを謳い文句にしているフランチャイズもあったりします。

私からすると、「いやいや塾経営はそんなに甘くないよ!ぷん、ぷん!」って思っちゃいますが(笑)、まあでも、そうなんでしょう。(生徒が集まるかどうかは別の話ですが(^-^;。)

 

また、会社が大きくなるにつれ、どこの塾もシステム化に舵を切ります。

誰でも運営できるシステム

楽して効果の上がる指導システム

やはり、人に依存しているようじゃ、なかなか会社は大きくなりませんからね。

私も社員が増えていく中で、少なからずこういうものを目指していました。

 

ただ、この方針・・・もちろん、間違いだとは思わないけど、、、

ちょっとやり方を間違えると、どんどん人が考えなくなってしまうような気がするんですよね。

そう、思考停止人間を作ってしまうかもしれないことを意識しておかなければならないのです。

 

何度も言っていますが、これからの未来に「正解」はありません。

塾経営や教室運営にも唯一の「正解」はありません。

となると、自分(たち)で考えていかなきゃ、未来は創れないということです。

これからいろいろな便利なものが出てくる中で、またAIがどんどん進化していく中で、もし、マニュアル通りにしかできない塾の先生や社員がいるとしたら、それはその人達にとっては不幸だと思うわけです。

 

だから・・・

全国の社員の皆さん!(学習塾に限らず)

優秀な経営者に騙されてはいけませんよ!(笑)

誰でもできる仕組みは、あなた以外でもできるということ。

つまり、代わりが効くということです。

 

仕組みは仕組みでいいけど、そして、それをきっちりやることも必要だけど、やはり、それにプラスアルファして、自分で考え工夫しながらやるということを意識してほしいと思います。

生徒数を増やすことも、生徒の成績を上げることも、とことん考えれば、必ず打つべき手が見つかります。

方法論なんて無数にあるのです。

 

ということで、

人間の頭は、「今できないこと」をどうすればできるようになるのかを考えるためにあるのです。

今ある状態から更に進化するにはどうすればいいのかを考えるためにあるのです。

思考停止になった時点で、終わり。

さあ、自分の頭を使って、とことん考えましょう。

何か工夫できる事はないのか、効果的な手段はないのかを自分の頭で考えましょう。

そして、吐きそうになるくらい考えられたら、一人前(笑)。

 

では、本日はこのへんで。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑