上手くいかない時はシンプルに考えてみる
上手くいかない時って、皆、慌てふためきますよね?
そして、こういう時に限って、いろいろ複雑に考え過ぎていて、頭の中が混沌としているんですよね。
だから、何事も上手くいかない時は、とにかくシンプルに考えることが重要だと思うのです。
例えば、チラシを打てども全然問い合わせがこない時。
このままじゃヤバいから、これもせねば、あれもせねば、こんな奇策も、あんな飛び道具も出さなきゃって考えるのですが、、、
ちょっと深呼吸をして、落ち着いて考えてみましょう。
既に生徒数がそこそこいるのなら、問い合せを作るための手っ取り早い手段は、ポスティングや校門前でのビラ配布よりも、今いる生徒から紹介を創り出すことです。
目の前に生徒がいるわけですから、ここをどう工夫し、どう行動していくかに力を注いだ方がいいのです。
また、例えば、塾を開業する時、あれも必要、これも無くっちゃって考えて、あー時間がない!あーお金がない!って思って、焦ったりしますけど、、、
これも落ち着いて、シンプルに考えてみましょう。
塾なんて、机があって、講師がいて、教材があれば、何とかスタートできるわけです。
他のものがなくても、まあ何とでもなるのです。
また、会社を拡大しようと思う場合だって、予算をどう作るとか、組織や人事制度をどうするとか、仕組みをどう作るとか、いろいろ考えなければならないことはありますが、、、
これまたシンプルに考えると、会社を伸ばしたいと思って頑張る社員さえいれば、何とかなるわけです。
そう、上手くいかない時ほど、何か特別なことをしなければ、と考えがちなのですが、そうではなくて、とにかく基本に立ち返ることですね。
そういう観点に立つと、今、教室運営が上手くいっていないと感じている人は何をすればいいのでしょうか?
でも、こんな当たり前な大切なことも、日々の忙しさで、生徒の人数の多さで、自分の個人的な感情で、その他いろいろな事情で、ついつい、ないがしろになってしまうことってよくあるのです。
全く意識していないわけではないものの、本当に生徒一人ひとりに対して、毎日毎日、このことを達成しようと思って動けているのか?
教室の生徒数が50人だろうが、100人だろうが、300人だろうが、子ども達にとっては、保護者にとっては、1/50人でもなく、1/100人でもなく、1/300人でもなく、、、
1/1人なのです。
かなり昔の話です。
うちの娘が小学生の時、塾に行き始めた彼女は、どうやら塾が楽しいようで。
(あっ、もちろん、うちの塾ですよ(^_-)-☆。)
勉強が分かるようになっていることもあると思いますが、講師の先生との会話であったり、些細なことで褒められたりすることが凄く嬉しいみたいで。
また、担当の先生(社員)が授業中に回ってきて、声をかけてくれて、話をしてくれて、それもとっても楽しいらしいのです。
それを聞いた時、恥ずかしながらハッとした自分がいました。
私、まさに1/1を垣間見たのです。
恐らく、うちの子と同じように、塾に来てくれている子ども達一人ひとりが何かを感じ、それをお母さんやお父さんに話をして、保護者の方一人ひとりが何かを思うわけです。
そう一人ひとりが、です。
塾の基本は…
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした