自己犠牲のススメ
皆様、映画「鬼滅の刃 無限列車編」は観に行きましたか?
映画が封切られてから、かなり日が経っているので、もちろん・・・行きましたよね?
えっ?まだなの?行った方がいいですよ?
こういうの、どうやら「キメハラ」と言うみたいで、最近は何でもかんでもハラスメントになってウンザリしている岡田です(笑)。
で、ウンザリついでに言うと、
その映画の中の、煉獄(れんごく)さんの感動シーンに対して、それを「自己犠牲」と呼び、その「自己犠牲」に対して危うさも感じる…というような記事を書いている人がいて、
私、それを読んだ時、こう思ったのです。
ん?・・・自己犠牲の何が悪いの???
最近は「自己犠牲」という言葉が凄く悪者になっている気がして、私的にはどうも納得がいかないわけです(笑)。
今日はそんな話。(以下、以前書いたブログから。)
一度きりの人生、自分の思い通りに生きなきゃ!
だから、自分のやりたいことをやればいいんです!
いや~、ごもっとも。
確かに大局的に見れば、そうだとは思います。
私も昨年末にはそういう決意をしましたからね。
でもね、皆が「自分のやりたいことをやる」のはいいですが、誰もがやりたくない仕事だってあるのが現実です。
例えば、クレーム処理。
皆、やりたくないでしょ?(笑)
でも、放っておくわけにはいかないのです。
誰かがやらなきゃいけないのです。
実は、そういうものは一杯あって、皆が「自分の気持ち」を主張すればするほど、チーム(組織)はバラバラになって機能しなくなります。
また、「自分は、自分は」と主張している人って、周りから信頼もされません。
「何て自分本位な人なんだ…」と、疎ましく思われてしまうだけでしょうね(笑)。
だから、仕事でもプライベートでも、成功したければ、もしくは、自分のやりたいようにしようと思えば、その過程の中では、「自己犠牲」が付きものだと私は思っています。
あの京セラ創業者の稲盛和夫さんも言ってました。
あっ、直接聞いたのではなくて、本の中で、ですけどね(笑)。
以下、稲盛さんの言葉。
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(前略)
動機が我欲であれ大義であれ、事業を展開し、必死に打ち込んでいく行為の中で自己犠牲を払うという点は同じです。
大きな成功には大きな自己犠牲が伴い、小さな成功には小さな自己犠牲が伴います。
自己犠牲を厭う人は何をやってもうまくいきません。
人の上に立つ人というのは、自分が犠牲を払ってでも、その集団のために貢献すべきであって、その人が己を愛することが一番になったのでは駄目。
リーダーが自分というものを捨てなければ、集団を幸せに導くことはできませんと、南洲は一貫して無私の精神を説いています。
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大きな成功には、大きな自己犠牲。
小さな成功には、小さな自己犠牲。
成功したくなければ、どうぞ自己犠牲を避けて通ってください、ということですね(笑)。
もちろん、この「成功」という定義はいろいろだとは思いますが、何においてもこの「自己犠牲」を避けていては、幸せな人生は送れないと思うのです。
たった50数年しか生きていない私ではありますが、それはなんとなく分かります。
まあ要するに、、、
皆が嫌なことを進んでする。
自分が損をすることを厭わない。
こういう人に人望が集まるわけです。
だから、稲盛さんが言うように、
「人の上に立つ人というのは、己を愛することが一番になったのでは駄目」
なのだと思います。
ということで、、、
今、何で自分がこんな目に逢わなきゃいけないんだ…。
どうして、自分だけが…。
自分は皆の犠牲になっている、会社の犠牲になっている…。
そんなふうに思っている、あなた!
良かったですね!
あなたの「自己犠牲」の先には必ず「成功」と「幸せ」が待っています。
必ず神様は見ています。
神様はそういう「自己犠牲」が大好物なのです。
少なくとも私はそう信じて、今までやってきましたよ(笑)。
まあ、そう思わなかったら、やってられないですからね(*^-^*)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした