【12/17(木)】塾は病院じゃないのです。@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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塾は病院じゃないのです。

個別指導塾を“病院”に例える人がいます。

一昔前、それを大々的に謳っていた塾さんもありましたしね。

勉強ができないことは“病気”じゃないのに、何だかおかしいですよね(^-^;。

 

でも、実際、私が前にいた塾でも、少なからずそういう思想はありました。

だから、その流れで…

当塾でも、最初に面談に来てもらって書いてもらう書類のことを、「ご相談受付カルテ」と呼んでいます。

また、授業の記録を書くものも、「授業カルテ」という名称です。

何となく「カルテ」という名称の方がカッコよかったので、そうしただけなんですけどね(笑)。

まあ、確かに、勉強ができない子をできるようにする行為は、病院での治療行為の手順と似たような部分はあります。

 

では、確認のために、病院(お医者さん)と個別指導塾(塾の先生)と比較してみましょうか。

まず…

■病院:初診の時(最初に患者と対面する時)、病状をヒアリングしてカルテに記入します。

□個別指導塾:入会面談の時(最初に生徒と対面する時)、成績状況や学習状況をヒアリングしてカルテに記入します。

次に…

■病院:病名を特定するために、血の検査やレントゲンを撮って検査をします。

□個別指導塾:成績不振の原因を特定するために、学力診断テストをしたり、体験授業をする中で、どこに躓きがあるかを調べます。

そして…

■病院:治療のために通院してもらったり、薬を出したりします。

□個別指導塾:成績向上のために、通塾してもらったり、宿題を出したりします。

 

ん?流れは一緒だ!(笑)

 

でも、やっぱり、勉強ができないことは病気じゃないのです。

確かに、塾には「勉強ができない子をできるようにする」というのは、治療に似た側面もありますが、病院と大きく違うのは、塾は“人材育成”だと私は思っているのです。

病院は、病気が治れば通わなくてもいいですよね?

治っても、もっと健康になりたいから、通い続ける人はいませんよね?

それに、何よりも楽しくない(笑)。

 

一方、塾は成績が上がっても、更に高みを目指して、通い続ける子が一杯います。

特に、個別指導塾というのは、その子に合わせて指導するスタイルですから、いくらでもやれちゃうわけですね。

もちろん、子ども達を塾漬けにしようなんて思ってはいませんが、“人材育成”という観点に立つと、やれることは本当に一杯あるわけです。

それに、病院と違って塾は楽しいですしね。(あっ、楽しい塾はですけど(^-^;。)

 

私は、勉強は、いや、成績アップや志望校合格だって、単なる手法論だと捉えています。

私が塾をやる目的は、子ども達に、“自信”と“勇気”を持ってもらうこと。

それは…

子ども達が社会に出ていくと、いろいろな困難にぶつかるはずで、その時に、諦めずに、“自分を信じて頑張れるか”が大切だと思っているからですね。

そして、勇気を持って、いろいろなことにチャレンジでできるかが、その子の人生を左右するとも思っています。

だからこそ、勉強というものを通して、“自信”と“勇気”を与えたいのです。

 

ね?これは、まさに“人材育成”業でしょ?

塾というのは、そんな未来を創る明るい商売なのです(笑)。

そこんとこ、間違ってはいけませんね。

 

あっ、もちろん、病院だって、病気で苦しんでいる人を助ける凄い仕事なので、それを否定しているわけではありませんからね。

いや、否定どころか、塾よりも断然大変な仕事ですから、比べること自体、失礼ですね(笑)。

それに、私、喉が痛いだけで、すぐに病院に行きますから、本当によくお世話になっています。

要するに、今日は、病院と個別指導塾は違うというお話でした。

 

本日はこんなことろで。

 

 

 オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑