個人塾に向いている人、企業塾に向いている人(後編)
早速ですが、昨日の続きから。
2.企業(大手塾)で活躍できなかった人
このタイプの人は、本当にこの塾業界が向いていない人もいるのですが、中には、「組織が合わなかっただけ」という人もいます。
そういう人の傾向は、だいたい以下のような人ですね。
(1)協調性がなく、自分で勝手にやりたい人
こういう人は塾長(社長)になった途端、凄く力を発揮する人が多いですね。
まあ、“自分勝手にやりたい”と思っている時点で、サラリーマンは向いていないわけですよ(笑)。
だから、このタイプは他の人と協調することよりも、当然、自分の欲求を重視しますから、組織からは浮くんですよね。
そうなると、企業ではなかなか活躍できないのです。
ただ、個人塾としては、かなりの確率で成功するでしょうね。
アイデアマンで、行動力もありますから。
しかし、社員を雇って、教室展開を目指したら、なかなか上手くいきません。
恐らく、社員の出入りの激しい塾になるでしょう。
だって、社員からすれば、こういう我がままな塾長(社長)について行くのは大変ですからね。
それでも、教室展開を目指すのなら、一度痛い目に遭った方がいいですね(笑)。
社員がいてくれる有り難さが分かるかどうかが、成功できるかどうかの分かれ道じゃないでしょうか。
(2)何かに強い拘りがある人、凝り性の人
こういう人達は、個人塾を作った時、結構、尖がった塾を作られます。
だから、流行るんですよね。
でも、尖がった塾というのは、誰でもできるわけではなく、社員を雇って、教室展開をしていくのにはあまり向いていません。
また、社員を雇ったとしても、自分の拘りが強いので、要求レベルが高く、社員が長続きしない傾向もあります。
もちろん、相性の良い社員に出会えたら、いけますけどね。
ということは、もし、教室展開を目指すにしても、無暗にそれに突き進むのではなく、ちゃんと納得できる弟子が育ってからの方がいいかもしれません。
もしくは、拘りをある程度捨てることですかね。
まあ、でも、誰にも真似のできない尖がった個人塾としてやっていく方が、こういうタイプの人は楽しいんだろうと思います。
そして、その方が確実に成功するでしょうね。
ということで、上記にあげた2つのタイプ以外の人は、余計なお世話かもしれませんが、個人塾として開業しない方がいいと思います。
特に、単純に企業(大手塾)が嫌で辞めて、自分でやろうとしている人。
自分がやりたい理想の塾の姿もなく、確固たる教育理念もなく、何となく塾を始めようかなと思ってやっても、恐らく、上手くいかないでしょう。
子どもの数が多くて、塾を作れば、どんどん生徒がやって来た時代ならまだしも、今は、そんなに甘くはありません。
塾の経営って、簡単そうに見えて、なかなか難しいですよ(>_<)。
えっ?お前はどのタイプかって?
う〜ん…私があげたどのタイプにも当てはまるような、当てはまらないような。
そう、こんなものは、タイプ別できっちり分けられないのです(笑)。
じゃあ、何でこんなブログを書くねん!というツッコミは勘弁してください(^-^;。
ということで、今日は素直に謝っておきます。
好き勝手なことを書いて、ごめんなさい!!!
では、このへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした