【11/25(水)】売上を上げることに後ろ向きな人々@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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売上を上げることに後ろ向きな人々

今日も昔書いたブログのリバイバル(*^^*)。

 

さて、「塾」という組織の中には、いろいろな不思議な人達がいまして。

 
例えば、教育を盾にして、売上を上げることに後ろ向きな人達。
 
しかも、そういう人達は目標数字に対しても批判的なんですよね。
 
いったい何なんでしょう???🤔
 
ほんと、不思議です(笑)。
 
 
では、こういう人達と、ちょっと問答してみましょうかね。
 
「私、教育がしたいんです!」
 
「はい、塾なんだから、教育をやっているんじゃないんですか?」
 
「私も入社する前はそう思っていました。それなのに、やれ生徒数を増やせ、やれ売上を上げろと言われて、うんざりなんです。」
 
「なるほど、会社の言い方も悪いのかもしれませんね。でも、生徒数を増やすのも、売上を増やすのも、企業としては当たり前ですよね?そして、その生徒数も売上も、私達が普段やっている教育の結果によって得られるものですよね?」
 
「それは分かっていますよ。ただ、生徒数を増やすとか、売上を上げるために、私は塾で働いているわけじゃないって言いたいわけです!教育がしたいんです!」
 
「はい、もちろんですね。そもそも、生徒や保護者に喜ばれない教育をしていても、生徒数も売上も増えませんからね。」
 
「それも分かっています!だったら、尚更、教育を仕事にしている塾が生徒数や売上を気にしていてはダメなんじゃないですか?」
 
「いやいや、塾だって1つの私企業なんですから、気にしなきゃダメでしょう。」
 
「じゃあ、せめて生徒数目標とか売上目標とか設定せずに、純粋にやった結果としてそれらを捉えたらいいんじゃないんですか?」
 
ひゃー!びっくり!( ゚Д゚)
 
 
「それって、収益を度外視して、ボランティアで教育したいってことですか?」
 
「そんなわけないでしょ。ちゃんと教育して、その対価としてお給料はもらいますよ。」
 
「だったら、やっぱり、目標はいるんじゃないですか?それとも、成り行きに任せて、給料は生徒数に応じた出来高制でいいってことですか?」
 
「そうですね。自分の教育に対しての対価なんだから、その方がいいです!」
 
「だったら、仮に生徒数が少なかったら、給料もめちゃめちゃ少なくてもいいんですよね?」
 
「いや、それは生活できないから困ります…」
 
ん?なにそれ?(一一”)
 
 
「生徒数や売上はどうでもいいのに、給料はちゃんと欲しいって?ちょっと都合良すぎません?」
 
「いや、生徒数や売上はどうでもいいと言ってるわけじゃなくて、営業じゃなくて、教育をしたいって言ってるのであって…」
 
「だから、さっきから教育してください!って言ってるじゃないですか。何度も言いますが、良い教育しなきゃ生徒数も売上も増えませんから。」
 
「う〜ん…話が通じない。じゃあ、目標は自分で決めさせてくださいよ。会社から押し付けられて、それを追いかけるなんて、まっぴらごめんですよ。」
 
「なるほど。だったら、何回も言いますが、結果として、生徒数に応じたお給料でいいんですね?会社って、いろいろ経費がかかっているから、きっと自分が想像しているよりも少ない給料になると思いますけど。」
 
 
「あ〜、お話にならないですね。いっそのこと、目標がない個人塾でもやるかな。。。」
 
「どうぞどうぞ。ただし、個人塾も追いかける目標はありますよ?」
 
「いやいや、ないでしょ?自分の好きなようにやれるんだから。」
 
「なるほど、なるほど。個人塾の経営がよく分かっておられないようで。一見、個人塾って生徒数目標も売上目標もないように思えますよね?でも、あるんです。ほとんどの個人塾には。」
 
「・・・・・。」
 
「何故なら、生徒数が何名必要で、これくらいの売上がなかったら生活できないっていうラインがあるでしょ?だから、そのラインを気にされていると思いますよ。これ、列記とした目標数字です。しかも、結構シビアですよね。それを達成しなかったら、生活できないんですから。」
 
「・・・・・。」
 
「会社だって同じですね。仮に明確な目標数字を設定していない塾さんでも、必ず社員達がメシを食うためのラインがあるわけですからね。だからね、厳密に言うと、金持ちの道楽じゃない限り、個人だろうが会社だろうが、全ての仕事には目標数字があるのです。」
 
「・・・・・。」
 
「そして、その目標を達成しようと思えば、塾の場合、良い教育、良い教室を作るしかないのです。いくら小手先の営業をしたところで、しれているわけですからね。もちろん、生徒を集めるための営業的な手法はありますよ。でも、それもいいじゃないですか。それによって、一人でも二人でも救える人が増えるんだから。幸せになる人が増えるんだから。」
 
 
ということで、、、
 
塾という会社の中には、やたらと「教育、教育」と叫ぶ人がいます。
 
そして、そういう人に限って、売上を上げることに後ろ向きであったり、悪い意味で、やたらと目標数字に敏感になるんですよね。
 
何だか不思議です。
 
この人達は、何だかやましい仕事をしているんですかね?(笑)
 
 
塾なんだから、顧客のために教育するのは当たり前。
 
企業なんだから、目標数字があって、それを達成するのは当たり前。
 
その両方を追求していくのが仕事です。
 
どんな業界でもそれは常識ですよね?
 
これが分かっていない塾の先生は、これから社会に出ていく子ども達にいったい何を教えるのでしょうか?
 
あっ、教科の勉強ですよね(笑)。
 
まあでも、社員の人達にこんなふうに思わせている会社(塾)や上司の在り方も悪いんでしょうけど…。
 
 
本日はこんなところで。
 
 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑