まずは、学習塾の中で、上司と部下でよくある会話から。
上司「教室の状況はどう?」
部下「はい。なかなか良い雰囲気です!」
上司「良い雰囲気って?」
部下「生徒も講師も、皆楽しそうですし、とにかく良い雰囲気なんです」
さてさて、この「良い雰囲気」って何なんでしょうか?
これは学習塾に限った話ではありませんが、多くの人は何気なく「雰囲気が良い」とか、「雰囲気が悪い」みたいな話をしますよね。
ほんと、何気なくね。
でも、実は、皆、この「雰囲気」という何だかよく分からないフワ~とした言葉に誤魔化されてしまうわけです(笑)。
つまり、何をもって、「雰囲気が良い」と言えるのか、何を見て、「雰囲気が悪い」と言っているのか、その根拠を聞いてみると、明確に答えられなかったり、何ともお粗末な回答が返って来ることが結構あるのです。
また、その「場」にいる当事者になってしまうと、その場の「雰囲気」がちゃんと掴めなかったりもします。
どうしても、自分の感情が入っちゃいますからね。
だから、私の経験上、当事者のその感覚は間違っていることがよくあります(笑)。
ちなみに、「雰囲気」という言葉を辞書で調べてみると、「その場を満たしている一般的な気分・空気」とあります。
そう、塾で言うなら、教室内に何となく流れている空気、つまり、生徒や講師や社員の気持ち、ということですね。
そして、ここで流れている空気(人の気持ち)は、人の行動に影響を及ぼします。
特に日本人は空気を読むのが上手いので(^-^;。
要するに、その場に流れている空気を読んで、皆と同じようにしようと思うわけですね。
良いか悪いかは置いておいて、「同調圧力」ね。
だから、この「教室の空気」をどうコントロールするかが、成績向上や生徒数増において結構重要だったりするわけです。
でも、この教室の空気を変えようと思ったら、漠然とした施策では変わりません。
具体的な行動でしか、人の気持は変えられず、ひいては場の空気も変わらないのです。
さあ、どうやって空気を変えましょうか?🤔
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした