【11/24(火)】で、それは何故そうなってるの?@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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で、それは何故そうなってるの?

人は、ついつい問題の本質を捉えずに、表面上に見える問題に対しての対処法を取ろうとしがちです。

だから、そんな人を見ると、私は「努力するのはそこじゃないんだよな〜」なんて思いながら、ニヤニヤしているんです。

ほんと、意地悪でしょ?(笑)。

 

まあ、冗談はさておき、問題の本質を捉えることは、本当に大事なことなのです。

それが分かっていない人(表面上の問題に意識が向いている人)は、人に対しても間違ったアドバイスをしてしまいます。

例えば、

空腹で困っている人がいるとしますよね。

多くの人は、それを解決する方法は「お腹いっぱいに食べること」だと思うわけです。

だから、「早く何か食べなさい」とアドバイスをするのです。


でも、そのアドバイスでは問題が解決しないことが多いんですよね。

何故なら、そこには本質的な問題が隠されているからなのです。

何故、食べ物を食べていないのか?

…これが大事なわけです。


食べ物を食べていない理由は・・・

お金がないのかもしれない。

忙しくて時間がないのかもしれない。

近くにレストランがないのかもしれない。

 

さらに、深く掘り下げて、

お金がないのは何故?

忙しいのは何故?

レストランがない場所にいるのは何故?

とにかく何故?何故?何故?と掘り下げて、問題の本質を見つけ出すことが必要なのです。


結局、この例の場合でいうと、問題を解決するためのアドバイスとしては、

「日雇いのバイトをしてお金を稼ぎなさい」

「病気のふりして仕事をサボって時間を作りなさい」

「レストランのある場所に行くためにバスに乗りなさい」

なのかもしれませんね。


これは、学習塾の仕事も同じです。

例えば、

何故、生徒数が増えないのか?

口コミが作れていないから。

それは、何故?

成績を上げられていないから。

それは何故?

何故?何故?何故?

これを繰り返えしていくと、生徒数が増えない問題の本質が辿り着くのです。

 

生徒対応でもそうですよね。

宿題をやってこなかった生徒がいるとします。

多くの人は、「あいつ、サボりやがったな」と考え、罰として、居残りをさせて、宿題をやらせよう、みたいな対応を取る場合があると思うのです。

でも、もしかして、宿題をやってこれなかった「何か」があるのかもしれないのです。

宿題の課題が難し過ぎたのかもしれません。

授業が全く分からなかったために、できなかったのかもしれません。

家庭で何かトラブルがあって、できなかったのかもしれません。

つまり、「宿題を忘れた」という表面上の問題だけを見て、対応しても何も解決しないことってよくあるのです。

そこには、「何故、宿題をやってこなかったのか?」という問題の本質があるのです。

結局、問題を解決するためには、その問題の本質を明らかにすることなんですよね。

それさえ明らかになれば、時間はかかるかもしれませんが、大抵のことは解決できるはずです。

 

本日はこのへんで。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑