プロとしての真価が問われる負け試合
今日はプロ野球のドラフト会議の日。
ですから、ちょっとプロ野球に絡めた話を。(昔書いたブログのリバイバルですけどね(^_-)-☆)
私、少年時代から、プロ野球が大好きでして。
子どもの頃は、真面目に読売ジャイアンツの選手になりたいと思っていました。
早々に諦めましたけどね(笑)。
今は昔ほどの熱はないですが、それでもプロ野球の試合結果のチェックは毎日の日課になっています。
そんな私ですから、何か仕事についての話をする時、よく野球に例えちゃったりするんですよね。
野球をあまり知らない人には、かなり不評なんですが(^-^;。
で、今回もそんなことお構いなしに、プロ野球の話をしちゃいます(笑)。
さて、プロ野球の世界には凄い選手が一杯います。
簡単な表現を使うと、ホームランを一杯打つ人や、ヒットを一杯打つ人、勝ち星の多いピッチャー、などなど。
みんな、みんな、凄いんですが、本当にプロと呼べる人は・・・
“怪我をせず毎日試合に出続ける人”
ですね。
これ、三度の三冠王を取った、元・中日ドラゴンズの名監督だった落合博満さんも言ってました。
私もそう思います。
これがプロとしての最低条件。
だって、いくらよく打つと言っても、ちょくちょく試合を休むような選手だと、監督としては計算が立ちませんからね。
そして、試合に休まず出場し続けた上で、ここぞという時に打つ人であったり、絶対に負けられない試合で点を取らせないピッチャーが、プロ中のプロ。
これ、どんな仕事も一緒(*^_^*)。
そして、もう一つ。
プロとしての真価が問われる瞬間があると思うんですよね。
それは…、
“負け試合にどういう姿勢で取り組んでいるか”
です!
接戦で負けている時は、もちろん、皆、逆転しようと頑張るのですが、大事なのは、大差で負けている時や、9回2アウトまで取られて追い込まれている時です。
これは、仕事に例えると、目標達成できなさそうな時ですね。
プロ野球でも、一般的な仕事でも、こういう時、多くの人は諦めモードになります。
口には出さなくても、心の中はもう無理じゃないかという気持ちが充満しているので、雰囲気や動きでそれは分かるんですよね。
もちろん、人間は届きそうな目標は頑張れるけど、開きのある目標にはなかなか頑張れない生き物だというのは分かっています。
だから!
こういう時にこそ、その人のプロとしての真価が問われるのです。
勝てそうな時(目標達成できそうな時)に頑張れるのは当たり前。
大事なのは、勝てなさそうな時(目標達成できなさそうな時)に、諦めずに頑張れるかどうか。
その姿勢が二流か一流の分かれ道なのです。
同じ負けるにしても、次の試合に繋がる負け方をするのか。
同じ達成できないにしても、次に繋がる未達成で終わるのか。
これが何よりも大事なのです。
そして、もちろん、野球も仕事も人生も最後の最後まで何が起きるか分かりません。
今、何らかの劣勢に立たされている人、是非、9回2アウトからの代打逆転満塁ホームラン、狙ってみませんか?
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした