良い会社(塾)って何だろう?
今日は昔書いたブログを少しだけ修正してお送りします(^_^;)。
さて、うちの会社も、それなりに課題がいろいろありますが、、、
でも、何だかんだ言って、良い会社(塾)だと思うんですよね。
親バカならぬ自分バカ的な発言で、すみません(笑)。
今日はそんなお話を。
まあ、もともと、私は自分のところが一番だと思っているタイプでして。
サラリーマン時代も自分が所属している塾が一番いいと思っていて、その中でも自分が担当する教室が最高だと思っているわけです(笑)。
だから、他塾に行く子ども達を見ると、
何で他塾に行くんだろう?うちの塾(教室)に来た方が幸せになれるのに…
って真面目に思っていました。
えっ?何故かって?
それは、もちろん、私がいるからに決まってるじゃないですか。
図々しい奴でしょ?(笑)。
で、そんな私が社長になっているんですから、うちの会社(塾)って、やっぱり凄く良い会社(塾)なんですよね(笑)。
…と、ここまでは誰でも勝手に思っていることでしょう。
でも、よくよく考えてみると、「良い会社」って何なんですかね?
今、そんなことを考えています。
あっ、決して暇なわけじゃないですよ(笑)。
良い会社とは…
大きな会社?
確かに数は力なんて言いますからね。
実際、市場や業界に影響を与えようと思えば、力がいります。
いくら小さな会社が何かを声高らかに叫んでみたところで、相手にされないのが現実でしょう。
でも、私的には何だかしっくりきません…。
じゃあ、有名な会社?
そりゃあ、良いですよね~。
「えっ!あの会社で働いておられるんですか!」なんて言われると、自分のプライドがくすぐられるし、さぞかしご家族も鼻高々でしょうね。
でも、そんな見栄を張ってもね。
これも私的には何だかしっくりきません…。
やっぱり、給与の高い会社?
うん、何だかんだ言ってもお金!(笑)
お金があれば心に余裕も生まれるし、好きなものが買えたり、好きなことができたり、そういう生活がしたいですもんね。
はい、私も憧れます。
でも、これも私的には何だかしっくりきません…。
まあ、いろいろな価値観の人がいて、「良い会社」の定義も人それぞれなんですよね。
そういう意味で言うと、私の場合、やっぱり「一流の会社」に憧れます。
一流の会社というのは、人が一流ということ。
その会社の社員達が一流でないのに、会社が一流なわけないわけで。
ただ、この「一流」というのも、いろいろな解釈があって、なかなか定義しずらい部分があります。
これについて書き出すと長くなりそうなので、今日はやめておきますね(^_^;)。
あと、私としては、この「一流」以外にもう一つ「良い会社」の定義がありまして。
定義というか、拘っていることと言った方がいいかもしれませんが。
それは…
社員達が自分の会社が好きだということ。
塾の場合だと、講師や生徒が自分の塾が好きだということも含まれますね。
考えてみてください。
元生徒が、この塾の講師になりたがる塾っていいですよね?
元講師が、この塾の社員になりたがる塾もいいですよね?
だから、学習塾の場合、元生徒や元講師が社員になったりすることって、ちょくちょくあると思うのですが、実はそこからが問題なんです。
生徒時代に良い塾だと思っていて、もしくは、講師時代に魅力的な塾だと思っていて、社員になってみたら、そうでもなかったというパターン。
これ、割とあるんです。
ある意味、お客さん時代(生徒や講師の時代)には見えなかったのに、社員になってみて、その塾や塾長の本音が見えて、嫌になるパターンというやつです。
つまり、純粋に生徒に対する指導ができると思っていたのに、やれ生徒数だとか、やれ売上だとか、そんなことばかり言われて、嫌になるという感じでしょうか。
でもね、本来は、純粋に生徒や保護者のためにやることと、生徒数や売上を上げることは相反しないものなのです。
だから、正直言って、その塾の中に、何らかのやましさや、うしろめたさがあるから、そうなるんじゃないでしょうかね。
このように、元生徒や元講師が社員になってくれたのに、すぐに辞めていくという悲劇がしばしば起こるのです。
そんな中で、うちの会社(塾)は「良い会社(塾)」だと、私が思っている理由は、こういう悲しいパターンが無いからなんですね。
まあ、社員の皆が良い人で我慢してくれているのかもしれませんが…(笑)。
今、弊社には、私を含む役員以外に14名の社員・スタッフがいるのですが、この内訳見てみます?
元生徒が…6人もいるんですよ。
元講師は2人。(ちなみに上記の元生徒も全て講師上がりなので、元講師は計8人になります。)
それ以外の6人は純粋に外部からの採用。
内リク8:外部6なので、まあまあいいバランスでしょ(笑)。
そして、過去、それぞれの事情があって退職した社員も、今でも連絡をくれたり、遊びに来てくれたりします。
これ、普通のようで、なかなかそうはならないケースが殆どです。
だから、私としては、これが嬉しくて仕方がないんですよね。
元生徒や元講師の人達が、この会社(塾)を好きでいてくれて、今も社員として頑張ってくれている事実。
外部から入って来てくれた社員達も、内部上がりの社員が多い中で、その輪に入ってくれて、頑張ってくれている事実。
退職した元社員達が今も連絡くれたり、遊びに来てくれる事実。
これを見ると、やっぱり、うちの会社(塾)って、まあまあ良い会社(塾)だと思いません?笑
もちろん、世の中には、もっと良い会社(塾)があるでしょう。
社員の皆からすると、隣の芝生(会社)が青く見えることもあるでしょう。私も見えますから(笑)。
実際に、会社として至らない部分も一杯ありますしね。
それでも、社員の皆がこの会社(塾)のことを好きでいてくれて、頑張ってくれている。
これこそが、私にとっての一番大事な「良い会社」なのです。
そして、もちろん、こんな素敵な会社を作ってくれているのは、うちの優秀な社員達。
まだまだ「一流」とは言えませんが、ちゃんと「心」を持った良い社員ばかりなんですよね。
これから、一人ひとりの社員が「一流」になり、この会社(塾)をもっと良くしていきたいと思ってくれている限り、うちの会社には大きな「希望」があります。
だから、いつの日か…
この会社を、できるだけ大きく、少しは有名に、そして給与も割と高い会社にもして、
社員の皆が「この会社(塾)で働いていて良かったなぁ…」って思えるようにしたいですね。
そんな「良い会社」を作りたい…。
つくづくそう思います。
本日はこんなところで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした