【10/29(木)】正義を振りかざす愚か者@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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正義を振りかざす愚か者

今日も昔書いたブログ。

ここまで来たら、今週は全てリバイバルでいきます(*^_^*)。

 

世の中には、「あんた、人間的に小ちゃいねー」と思う人が一杯いるわけで。

そういう人に出会うと(もしくは、そういう言動を目の当たりにすると)、私自身の「小ちゃいなぁセンサー」が働き、イライラします(笑)。
 
まあ、こんな小ちゃい話をしている私自身も小ちゃいんだろうなと思いますが(^-^;。
 
 
さて、人間なんて誰しも未熟者。
 
ついつい相手のせいにしちゃうし、環境のせいにしちゃうし、「自分は悪くない」モードになっちゃうんですよね。
 
これ、防御本能。
 
ただ、この自分を守ろうとする姿勢、自分を正当化しようとする言動、そして、我こそが正義だという主張、私的には聞くに耐えない、見るに耐えない感じです。
 
あっ、すみません。言い過ぎました(笑)。
 
 
でも、よくよく考えてみてくださいよ。
 
世の中、何が正しいなんて分からないわけで。
 
また、それぞれの立場によって「正義」も変わってくるわけで。
 
だから、片側から見ている自分の「正義」を振りかざしたところで、何の意味もないことなんですよね。
 
 
私も、若い頃、自分の「正義」を振りかざしていたと思いますが、今、考えると、何と愚かなことだったかと思うわけです。
 
「今の会社はおかしい」だの。
 
「上司のやり方は間違ってる」だの。
 
「自分がやっている塾が正しくて、その反対側にいる塾なんて無くなればいい」だの。
 
まあ、それはそれは勝手なことを思っていましたね。
 

相手の立場も考えず、会社の論理も無視して、自分勝手な思いを主張する…。

単に、何も分かっていない青二才の戯言(たわごと)でしたね。

・・・と書きましたが、実は、私、あまり会社や上司や他塾の批判を口にしたことはありません。基本、他責性じゃないので(^-^;。

 

実際、生きていると、仕事をしていると、いろいろあります。

悔しかったことや腹が立ったことの1つや2つは誰にでもあるでしょう。

自分の思い通りにいかないことも山ほどあるでしょう。

もしくは、裏切られたと思うことだってあるかもしれません。

だから、「怒り」の感情が生まれるんですね。

そして、その怒りに任せて自分の正義を振りかざすわけです。

 

でも、怒ってどうすんの?🤔

確かに、この「怒り」のパワーって、何かをやる時の爆発力は相当なものです。

ただ、これを原動力にしているのは二流のやること。

そう思います。

 

ちょっと話はずれますが…

例えば、組織の団結力を高める時に、何かを悪者にすることがあります。

教室内のメンバーの結束をはかるために、敢えて「会社」を悪者にしたり、「本部」を悪者にしたり、もしくは教室内の「誰か」を悪者にするというやつです。

塾としても、「●●塾なんて潰してやる」だとか、「あんな酷い●●塾に負けるわけにはいけない」的な感じで、何かを敵にして、頑張るというやつです。

つまり、これって、「何か」を「スケープゴート」として使い、組織の団結力を高めるための方法論の1つであったりするんですが。

ちなみに、「スケープゴート」とは、簡単に言うと、「責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。」という意味です。

 

これ、何か意味があります?

「何か」や「誰か」を傷つけたり、攻撃したりすることが、本当に正しいあり方なのでしょうか?

こんなの「イジメ」と何ら変わりないでしょう。

こういう手法が組織運営において、それなりに効果を発揮したとしても、私は大嫌いなわけです。

だって、何かを「悪者」にしなければ、団結できない組織だったり、頑張れない自分だったりでは、先が知れているでしょう。

 

「怒り」のパワーは、「負」のパワー。

この怒りこそが「正義」だと主張したところで、「負」のパワーなのには変わりがないわけです。

「負」のパワーは、周りの人を不幸にします。

そして、何よりも自分を不幸にします。

何があろうと、「許す」度量がなけりゃ、成功しませんよ。

どんな事情があるにせよ、「誰か」を悪者にすれば、自分にも同じことがおきますよ。

人生、そんなもんです。

というのが、私の「正義」ですね。

 

あっ!しまった!( ゚Д゚)

また自分の「正義」を振りかざしてしまったチュー

私もまだまだ愚か者です…。

 

本日はこんなところで。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑