正義を振りかざす愚か者
今日も昔書いたブログ。
ここまで来たら、今週は全てリバイバルでいきます(*^_^*)。
世の中には、「あんた、人間的に小ちゃいねー」と思う人が一杯いるわけで。
相手の立場も考えず、会社の論理も無視して、自分勝手な思いを主張する…。
単に、何も分かっていない青二才の戯言(たわごと)でしたね。
・・・と書きましたが、実は、私、あまり会社や上司や他塾の批判を口にしたことはありません。基本、他責性じゃないので(^-^;。
実際、生きていると、仕事をしていると、いろいろあります。
悔しかったことや腹が立ったことの1つや2つは誰にでもあるでしょう。
自分の思い通りにいかないことも山ほどあるでしょう。
もしくは、裏切られたと思うことだってあるかもしれません。
だから、「怒り」の感情が生まれるんですね。
そして、その怒りに任せて自分の正義を振りかざすわけです。
でも、怒ってどうすんの?🤔
確かに、この「怒り」のパワーって、何かをやる時の爆発力は相当なものです。
ただ、これを原動力にしているのは二流のやること。
そう思います。
ちょっと話はずれますが…
例えば、組織の団結力を高める時に、何かを悪者にすることがあります。
教室内のメンバーの結束をはかるために、敢えて「会社」を悪者にしたり、「本部」を悪者にしたり、もしくは教室内の「誰か」を悪者にするというやつです。
塾としても、「●●塾なんて潰してやる」だとか、「あんな酷い●●塾に負けるわけにはいけない」的な感じで、何かを敵にして、頑張るというやつです。
つまり、これって、「何か」を「スケープゴート」として使い、組織の団結力を高めるための方法論の1つであったりするんですが。
ちなみに、「スケープゴート」とは、簡単に言うと、「責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。」という意味です。
これ、何か意味があります?
「何か」や「誰か」を傷つけたり、攻撃したりすることが、本当に正しいあり方なのでしょうか?
こんなの「イジメ」と何ら変わりないでしょう。
こういう手法が組織運営において、それなりに効果を発揮したとしても、私は大嫌いなわけです。
だって、何かを「悪者」にしなければ、団結できない組織だったり、頑張れない自分だったりでは、先が知れているでしょう。
「怒り」のパワーは、「負」のパワー。
この怒りこそが「正義」だと主張したところで、「負」のパワーなのには変わりがないわけです。
「負」のパワーは、周りの人を不幸にします。
そして、何よりも自分を不幸にします。
何があろうと、「許す」度量がなけりゃ、成功しませんよ。
どんな事情があるにせよ、「誰か」を悪者にすれば、自分にも同じことがおきますよ。
人生、そんなもんです。
というのが、私の「正義」ですね。
あっ!しまった!( ゚Д゚)
また自分の「正義」を振りかざしてしまった
私もまだまだ愚か者です…。
本日はこんなところで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした