誰かいない?紹介してくれない?・・・なんて口が裂けても言いません。
塾は「紹介」が命。
事実、生徒数を増やそうと思えば・・・
年々、新聞購読率も劇的に下がっているし、
WEB広告も効果があるのかないのかよく分からないし、
ポスティングや校門前のビラ配りも面倒くさいし(あっ!面倒なんて言ったらだめですね(>_<))、
それを考えると、やはり「紹介」が一番手っ取り早いわけです。
だから、どういう状態の時に「紹介」が生まれるのかを真剣に考えた方がいいですね。
それが生徒数を増やすコツ。
(新規開校や習い事系の集客の場合は、結構ポスティングや校門前ビラ配りが大事ですけどね。)
で、実際、一人の生徒から紹介を作り出そうと思った時、ターゲットにするのは誰だと思いますか?
生徒本人はもちろん、お母さん・お父さんなど保護者の方ですよね?
それ以外に、生徒の兄弟姉妹がいるのなら、その子達も。
あと、もし、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に住んでいるのなら、その人達も。
家族構成によっても違いはありますが、まあ、平均すると1人の生徒につき4人くらいのターゲットが存在するわけです。
だから、仮に生徒数50名の塾が10名の紹介を作り出そうとした時の、ざくっとした計算式は以下。
生徒50名✖4人=ターゲット200名。
10(紹介)/200(ターゲット数)=5%
何と!たったの紹介率5%ですよ!
つまり、200名のターゲットがいて、その中から10名の紹介を作り出すなんて、簡単だと思いません?
えっ?計算が乱暴すぎるって?(笑)
まあでも、目の前には「紹介の種」が一杯転がっていて、10名くらいの紹介を作り出すことはそんなに難しい事じゃないということを伝えたいだけなので、いいんです(;^ω^)。
じゃあ、具体的に、そのターゲットの人達から、どうやって紹介してもらうのか?
あっ、もしかして、漠然と、いい授業をして、いい教室を作っていたら、勝手に紹介が増えるなんて思っていませんよね?
それか、成績を上げていたら、紹介がバンバン増えると思っていませんよね?
残念ながら、そんな上手いことはいきません。
「紹介」はある意味、狙って作るもの。
ん?・・・つまりは、ターゲットを絞って「紹介」をお願いするということ???
いやいや、私は今まで「誰かいない?」「紹介してくれない?」なんていう言い方はしたことはありません。
そんなこと、口が裂けても言いません。
だって、塾の先生が安物の営業マンに成り下がってしまったらダメだと思うんですよね。
もちろん、内心は「紹介」が喉から手が出るほど欲しいけどね(笑)。
とにかく、紹介を作るためには、今通って来てくれている生徒や保護者の満足度を高めることが一番なのは言うまでもないのですが(ただ、満足のポイントは一人ひとり違いますよ)、、、
大事なのは、その人達を通して、勉強や進路について困っている人を探し出し(実際、探すのは生徒や保護者)、「困っている人がいるなら、うちの塾で助けてあげましょうか?」というスタンスでやることです。
具体的にどうするのかはじっくり真剣に考えてみてください(*^^*)。
ということで、ここで一句😅。
『動かぬなら、動くまで待とう紹介数』…ではなく、、、
『動かぬなら、動かしてみせよう紹介数』(笑)。