100の理論より1の実績
まずはプロ野球の世界の話から。
元々力はあるはずなのに、2軍でくすぶっている選手がいて、トレードに出され、環境が変わった途端、力を発揮するケースってありますよね?
もしかして、転職なんかもそうかもしれません。
でも、私は確率的にはそんなに高くないと思っています。
簡単に言うと、塾の場合なら、前職で生徒数を30名にしたくらいの人が、転職してから生徒数を100名に伸ばすのはなかなか難しいということ。
いくら素晴らしい教育論を語っていても、100名の生徒数にする方法論を知っていても、それは何の説得力も持たないわけです。
やっぱり、実績がなきゃ、なかなか信用してもらえません。
そう、100の方法論よりも、1の実績。
何故、こんな話をするのかというと、今、弊社では社員募集を積極的に行っていて、違和感満載の人からの応募があるからです。
あっ、もちろん、応募いただけていることは有り難いことではあります。ほんと、有り難うございます<(_ _)>。
でも、「う~ん…勿体ないなぁ」と思うことがしばしば。
具体的に言うと、塾経験者の人が応募してきて、100点満点の教室運営のノウハウ(?!)を職務経歴書などにめちゃくちゃ書いている人がいて、それはなかなか素晴らしい内容なのですが(←これ、本当に素晴らしい(*^^*))、、、
ただ、自分が作り出した教室の数字(生徒数など)も書いてあって、それを見ると・・・
ちーん(ー_ー)!!
MAX生徒数30名。
もちろん、塾の形態や料金設定によっては30名でも十分オッケーな場合もありますが、普通の個別指導塾で30名はあまりにも少なすぎます。
もう少し勉強しなきゃいけませんね。自分が作り出した数字(生徒数など)はアピールできる実績なのかどうかを。
もし、アピールできるものでないのなら、1から頑張ります(^^ゞ的なアピールの方が好感が持てるわけですね。
えっ?生徒数が伸び悩んだのは、環境のせい?会社のせい?
・・・だと思っているとしたら、その意識を持っている時点で甘ちゃんです(笑)。
そう、できる人は、どんな環境だろうと、どんな会社だろうと、結果を作るのです。
ということで、
100の方法論よりも、1の実績。
残念ながら、世の中、そんなに甘くはありません。
口では何とでも言えるわけで、
社長をやったことがない人の社長論も、
会社を潰してしまった人の経営論も、
生徒数を伸ばしたことがない人の塾運営論も、
成績を上げていない人の指導論も、
相手には届きません。
だから、今、必死に頑張り、とにかく結果に拘ってください。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした