うちの社員の皆を見ていても、
他塾さんの社員さんを見ていても、
責任感を持って真面目に仕事をしている人って、教室の業績に一喜一憂しています。
これ、一生懸命やっている証ですね。
私、そういう一生懸命な人、嫌いじゃありません。
いや、どちらかと言うと、大好物です。
ただ、この人達に「目先の数字に囚われてはいけないよ」という話しをしても、やっぱり気持ちがそれに左右されてしまうんですよね。
実際、問合せが全然来ないと・・・
元気が出なくて、どよ〜ん。
あ〜、暗い、暗い。
でも、問合せが動き出すと・・・
明るい笑顔でルンルン気分に早変わり。
たかが問合せ、されど問合せ。これがあるかないかで、まるで別人のようです(笑)。
で、問合せがあっても、なかなか入会が決まらなかったり、退会が一杯出だしたりすると・・・
またまた、どよ〜ん。
逆に、どんどん入会数が伸びて、退会も出ない状態が続くと・・・
自信満々な顔をして、キラキラ輝いちゃってる。
つまり、業績がイマイチ調子が悪いと落ち込み、調子が良いと元気になるわけです。
ん?…そのままやん!分かりやすいと言うか、何の捻りもないと言うか(笑)。
まあ、人間なんだから、普通はそんなもんですけどね。
でも、そこはもう少し成長して、現状を打破する力を持たなければなりません。
そこで、今日は、「業績がイマイチな時に心がけること」を私なりにアドバイスしておきましょうか。
あくまでも、岡田流なので参考程度にね。
まず、「調子が悪い→元気が出ない(暗い)」という当たり前の流れを断ち切ることが大事。
これ、本当に大事なことなので、もう一度、大きな字で書きますね。(少し別の表現で)
「調子が悪い→元気が出ない(暗い)」という予定調和をぶっ壊す!
つまり、人間は、普通は“調子が悪い”と、、、元気が無くなる→やる気も無くなる→必要なことをやり切れなくなる→更に調子が悪くなる…こういう悪循環に陥ります。
だから、まずはこれを何とかしなければならないのです。
そう、要するに、「調子が悪い→元気がある(明るい)」というふうに変えちゃうわけですね。
ん?意味分かんない。調子が悪いのに元気が出るわけないじゃん!。
いやいや、無理矢理、そうするのです。
そういう環境に自分を持っていくのです。
ポイントは2つ。
1つ目のポイントは・・・「忙しくすること」。
調子が良いとか悪いとか、それによって元気が出ないとか、やる気が出ないとか、・・・そんなことを考える暇もないくらいに忙しくするのです。
実際、業績が悪い時に限って、起死回生の飛び道具を探しがちで、ああでもないこうでもないと考えてしまいますが、、、
残念ながら、そんなものはありません。(あったら、教えてほしい。)
だから、今、やるべきことは、“普段の業務をより高いレベルで徹底的に!”です。
いつもより挨拶を大きな声で明るく爽やかに。
いつもより歩く速さをスピーディーに。
いつもより授業準備を完璧に。
いつもより授業サポート(机間指導)を念入りに。
いつもよりカルテチェック(学習状況の確認)を細かく。
いつもより面談準備に時間を割いて。
いつもより感動的な面談を実施する。
とにかく、これら当たり前にやらなければいけないことを徹底的にやるのです。
そう、人間は活動的になると、興奮状態が続き、元気になるのです。
まあ、これだけでも十分元気にはなりますが、まだまだ足りない。
これ以外の、今やるべきことを洗い出してみてください。
えっと・・・ブラックボートやパンフレットスタンド整備に、パンフレットスタンドに入れるものの工夫に、ブログの更新に、講師の研修もした方がいいかも?
おっと、講習会準備もあるぞ。講師の配置だとか、講習会カリキュラムの作成だとか。
これらの仕事を講師を巻き込んでやっちゃおう!!
そうです。もう一つのポイントは・・・「人を巻き込むこと」です。
言い換えると、独りぼっちで仕事をしないこと。
やっぱり、何でもかんでも、一人でやっているとテンションが上がりませんからね。
アルバイト講師を巻き込んで、仕事を手伝ってもらって、皆で楽しくやるんです。
また、人を巻き込むのは「講師の先生」だけではありません。
とにかく、生徒や保護者と絡みましょう!話をしましょう!
はい、この人達を利用して、自分が元気になるのです。(「利用」という言い方は違うけどね。)
要するに、普段以上に、目の前の生徒、目の前の保護者、目の前の講師の人に喜んでもらうという意識を強く持つことです。
そして、目の前の人が喜んでくれると、自分自身もどんどん元気が出てくるわけですね。
ということで、業績がイマイチな時は数字を見ていても元気は出ません。
こういう時こそ、目の前の人を見るのです。
それが業績を回復させるコツ。
是非、騙されたと思って試してください。
みんな、頑張って(^_−)−☆
第8話.「救世主現る」の巻
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした