春は新しく講師を採用する時期ですよね?
だから、今日は「講師採用」について。
個別指導塾の講師採用には、明確な“採用基準”なんて設けてはいけないのです。
えっ?そんなバカな!!!
・・・という話を今日はします(笑)。
まあ、極論で書いているので、適当に読んでくださいね。
では、何故、講師採用に“採用基準”を設けてはいけないのか?
それは、個別指導塾だからです。
ん?・・・
つまり、生徒の性格も学力もバラバラなんだから、当然、講師もいろいろなタイプ用意しておかなければならないということですね。
だから、「採用テストは何点以上、性格的にはこういう人!」というある一定の採用基準を設けるなんていうのはナンセンス。
また、自分の好きなタイプ(一緒に仕事がしたいと思うタイプ)を採用するという方針も全然イケてない。
自分の感情はどうでもよくて、自塾の生徒に合いそうな講師を多種多様に準備しておくことが個別指導塾においては重要なのです。
例えば・・・
採用テストの点数はイマイチでも抜群にコミュニケーション力がある人は採用!
逆に、コミュニケーション力は若干乏しいけど、抜群に学力がある人は採用!
また、やんちゃ系の生徒に強そうな元気満点の人も採用!
おとなしい生徒の話をじっくり聞いてくれそうな粘り強い優しい人も採用!
あっ、理系の女性講師が足らないから、とにかく理系女子だったら即採用!!(笑)
みたいな感じで、基準なんて設けずに、塾にとって必要な個性を持った人材を採用するのです。
実際、全てにおいて完璧な人なんて、そうそういませんからね。
何かに秀でていれば十分です。
至らない部分は、採用してから育てればいいんだから。
ただ、私が唯一拘っているとしたら、「うちの塾で頑張ってくれそうかどうか」だけ。(何となくの感覚ですが…。)
あと、“お人好し”だったら、めちゃくちゃプラスポイントね(笑)。
個別指導塾の講師はお人好しの人の方が活躍しますからね(^_-)-☆。
ちなみに、その「お人好し度」をバッチリ測る方法があるんですが、それは・・・
あっ、やっぱりここでは言わない。
ちょうどグッドタイミングで、弊社の“STAGEマガジン”に掲載している小説「個別指導の神様が降りてきた!」の中に、その辺りのことが個別指導の神様・タヌーキさんから語られるシーンがあるので、それを読んで確認してください。(明日3月14日(土)号です。)
まあでも、要するに、そんな感じです(笑)。
しかし、中には、講師採用の基準を明確に持っていて、その基準がやたらと高い人がいます。
特に講師上がりで、社員になった人は気を付けてね。
たぶん、その人は講師としてかなり優秀だったはずで、採用段階でも求めるレベルが高くなっていたりします。
無意識に、イケていた講師時代の“自分”が基準になっていたりするんですよね。
最初は大したことなかったのに、皆、忘れているんだよな~。
あっ、バリバリ社会人経験のある人も要注意。
とにかく、今の自分の目線で判断しちゃいけないからね。
ということで、まとめると・・・
個別指導塾で生徒数を増やしたければ、多彩な講師(学力的にも性格的にも)を取り揃えておくことが必要で、、、
だからこそ、画一的な明確な“採用基準”なんていらないのです。
第10話.「開校準備を進める」の巻
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした