今日(3/6)は、京都府公立高校の中期入試。
みんな、今まで勉強してきたことを信じて、全力を出し切ってほしいですね。
さて、本日のブログはかなり前にアップした内容です。
笑<涙
昔から「笑う門には福来る」って言われるように、笑うことが幸せになる秘訣とよく言われます。
確かにそうですよね。
笑顔は周りの人の気持ちを和やかにし、人間関係を良好に保つのに大きく役立ちます。
それに、笑顔でいると何だか幸せな気分にもなります。
だから、教育にとっても「笑」ということは非常に重要。
やっぱり、しかめっ面して勉強するよりも、笑顔で楽しく勉強する方がいいもんね。
でも、私は実は教育にとってもっと大切なことがあると思っています。
それは「涙」です。
えっ、そうなの?
はい、よくよく考えてみてくださいよ。
例えば、映画。
思いっきり笑える映画は確かにその時は面白いですが、ボロボロ涙を流した映画の方がずっとその人の心の中に残っているのではないでしょうか。
また、テレビの例で言うと、芸人さんのお笑いのネタはテレビ画面の前で確かに大爆笑しますが、印象に残っているお笑いのネタをあげるよりも、じわーと涙をためながら見ていたスポーツの1シーンを語る方がたやすいのではないでしょうか。
教育も一緒だと思います。
面白かった経験よりも、笑えた経験よりも、「涙を流す」経験をどれだけ積んできたかということの方が子ども達の成長にとっては重要だと思うのです。
実際に涙を流すかどうかは別として、
泣けるくらい嬉しかった経験が自信を持つきっかけになり、
泣けるくらい悔しかった経験が成長するバネになり、
泣けるくらい悲しかった経験が人の気持ちを理解する心を作る。
涙は自分の心が震えて流れるもの。
その心の震えはその子が一生懸命頑張った結果、誠実に取り組んできた結果で生まれるものだと思うのです。
だから、涙をいっぱい流す経験が多い子ほど、大きな成長を遂げるのです。
嬉し涙・悔し涙・悲し涙…子ども達に、いっぱい涙を流させた塾が地域ダントツ個別指導塾になるのです。
第4話.「テナントを絞る」の巻