今日は“営業”の話。
ちなみに、タイトルで「営業マン」にしましたが、女性の場合は何て言うんだろう?と思いながらも、よく分からなかったので、とりあえず、「営業マン=男女問わず営業する人」というように捉えてください。
さて、“営業”と聞くと、嫌がる人がいますが、私、不思議で仕方がありません。
特に、塾で働く人って、毛嫌いをする人が多いんですよね。
「僕は(私は)教育をするために、塾に就職したのに、何故、営業しなきゃいけないんだ!ぷんぷん!」…ってね(笑)。
まあ、この人達の言う“営業”というのは、「買ってもらう活動」のこと、つまり、塾の場合だと、「販促活動」とか「入会してもらうこと」だとか「講習会を提案すること」を指しているのだと思うのですが・・・
じゃあ、誰がその活動をするわけ?っとツッコミを入れたくなっちゃいます。
「自分は売りたくはない。でも、お給料は欲しい。」という主張でしょうか?
あっ、それとも、「ちゃんと教育していたら、向こうから買いたいと言ってくる」と言いたいのでしょうか?
まあ、そんな感じなら嬉しいけど(笑)、現実はなかなかそうはいきません。
こういう人は、「営業」について、間違った捉え方をしているのでしょうね。
たぶん、「営業=無理矢理買わせる」的なイメージでしょうか(笑)。
まあ、これは社員にそう思わせている会社も悪いんでしょう。
自信を持って売れない商品を作っている本人も悪いんでしょう。
本来、「営業」とは目の前の人が幸せになるために商品を提案することなんだけどなぁ…。
で、今日の本題ですが、、、
営業マンには「買いたい営業マン」と「買いたくない営業マン」が存在します。
私、立場上、業者の方から営業を受けることがあるのですが、ウンザリするパターンはこんな感じ。
「これ、こんな良い商品なんです!こういう機能が付いていて、めちゃくちゃいいでしょ?買いませんか?買った方がいいですよ!是非、買いましょう!」
いやいや、「売りたい、売りたい」ばっかりで、私がウンザリしてるの気づかない?(笑)。
その時点で私の心はシャットアウトですね。
そう、ダメな営業マンって、自分が売ることばかり考えているわけです。
私(買う側)のことを考えていないんですよね?
実際、私やうちの会社(買う側)のことに興味が無さそうで、私の考え方だとか社内の状況や課題など、全然深く聞いてこないわけです。
何も分からないのに、何故、おたくの商品が良いって言えるの???
という話しです。
また、こんなパターンも。
営業マンの押しに負けて、とりあえず、買うことにしました。
すると、買う前はあれほど熱心に電話してきたりしていたのに、買った後は全く連絡がない。
「買ってみて、どうですかー?」「買われてみて、困っていることはないですかー?」くらい電話してきたらどうよ?
まあ、その人にとっては売るのが仕事で、売った後は自分の仕事の範疇じゃないのかもしれませんが、、、
そういう姿勢だと、私、もう買わないよ(笑)。
もったいない。売った後が大事なのにね。
これ、塾も一緒ですよね?
入会してもらってからが大事。講習会の申込書を出してもらってからが大事。
そう、営業する上で一番大事なのは、自分や自分の会社(塾)に、興味を持ってくれているかどうか。
私のことや、うちの会社(塾)のことを一緒になって考えてくれているか。
それが無かったら、どんなに良い商品だろうと、買う気にはなりません。
ということで、モノを売る営業にしても、塾の営業(面談)にしても、
まずは、、、相手に興味を持つこと。
これが全てのスタートです。
第3話.「開校時期を変更する」の巻
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした