守備範囲を広げる
今、プロ野球はキャンプ真っ盛り。(見に行きたいなぁ〜(笑)。)
もうすぐWBCも始まりますし、ほんと楽しみな季節がやって来ましたよ。
で、今日のブログは「守備範囲」について取り上げるのですが、これ、野球に関することではありません。
個別指導塾の「守備範囲」です。
地域でダントツの生徒数を誇る個別指導塾になろと思えば、この「守備範囲」というものが大切になってきます。
つまり、塾の先生と言えども、人間なわけですから、誰しも、得意なタイプの生徒と、苦手なタイプの生徒がいるはずですよね?
その得意なタイプ、言い換えれば、自分が上手く対応できるタイプの生徒、その範囲を「守備範囲」と私は呼んでいるのです。
そして、この守備範囲が広い教室ほど、生徒数は伸びるのです。
まあ当たり前ですよね。
いろいろな生徒に対応できた方が対象生徒が増えるわけで、生徒数だって、それに比例して伸びていくのです。
もちろん、生徒数はそんなに増やさなくてもいいので、対象生徒を絞って(守備範囲を狭くして)、塾を運営するのも「あり」です。
しかし、生徒数をどんどん伸ばしていきたいのなら、教室の守備範囲を広げることは必要不可欠ですね。
でも、この「守備範囲」は、何も塾長先生や教室長の先生だけで広げる必要はありません。
個別指導教室の場合、多くのアルバイト講師の先生がいると思いますから、その先生たちを合わせた総合力として「守備範囲」を広げればいいのです。
…なんてことは分かっちゃいるけど、実際は、そうはなかなかいきません(>_<)。
何故なら、塾長先生や教室長の先生の守備範囲が狭いと、講師の先生のタイプにも偏りができるからです。
例えば、
元気でヤンチャな生徒が苦手な塾長(教室長)がいるとします。
そういう場合、元気でヤンチャ系の講師の扱いも苦手なので、そういうタイプの講師は採用しません。
そうすると、ヤンチャな生徒の対応が上手いヤンチャ系の講師がいないので、そういうタイプの生徒は受け入れられないということになります。
現在、生徒数が伸び悩んでいる場合、だいたいこういう現象に陥っているのです。
実際に、生徒数が多い個別指導塾というのは、みんな静かに頑張って勉強している…
なんて、あり得ない!!!(笑)
真面目な生徒ばかり…
それも、あり得ない!!!(笑)
ヤンチャな生徒ばかり…
それも、それも、あり得ない!!!(笑)
ヤル気のある生徒も、ヤル気のない生徒も、おとなしい生徒も、元気な生徒も、まじめな生徒も、ヤンチャな生徒も、学力が高い生徒も、学力の低い生徒も、とにかく、いろいろなのがいる教室、つまり、動物園みたいな教室が、伸びる個別指導塾なのです。
まあでも、こうなると、大変ですけどね(笑)。
で、この「守備範囲」ですが、もう気づきましたよね?
そう、「守備範囲」=「人の器」なのです。じゃあ、様々な人を受け入れられる器って、どうやって広げたらいいのでしょう
残念ながら、私もよく分かりません(>_<)。
ただ、1つだけ言えることは、、、自分が苦手だと思っている人(生徒や講師)に、敢えて積極的に関わることですね。
そして、嫌がられても(笑)、関わり続けることですね。
そうするうちに、その人(生徒や講師)のことをより深く知れ、良い部分が見えてきたり、情がわいて来たりして、更に、一生懸命関わってみる。
でも、なかなか思うように心を開いてくれなくて、そして、諦めてしまう…
となりがちなところを、諦めずに、何とか必死になって格闘しているうちに、生徒(講師)が心を開いてくれる。
そんな時、器が少し広がるのかもしれません。
まあ、実際のところ、よく分かりませんけどね(笑)。
では、本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。