今日は「新入社員は宝物だ」という話。
その前に、「人材採用」の話を少々。
最近、つくづく思うわけです。「人材採用」って、本当に大事だなぁと。
つまり、会社の業績を上げたければ、一番手っ取り早いのは、優秀な人材を採用することだと思うのです。
だって、そういう人達って、放っておいても業績を上げるもん(笑)。
実際、伸びている会社(塾)って、優秀な人材の獲得に“お金”も“時間”も“人”もふんだんに使っていますからね。
でも、小さな会社(塾)は、悲しいかな、なかなかそうはいかない…。
また、採用面接も凄く難しいですよね。
正直言って、採用面接の段階で、優秀な人材かどうかなんて、本当のところ分かりません。
もちろん、分かる人は分かるんでしょうが、、、
人手不足でとにかく誰かを採用しなきゃという気持ち(焦り)があると、前のめりになり過ぎて、視力が悪くなるんですよね(笑)。
過去の経験を振り返ってみても、優秀だと思った人がそうでなかったり、それほど期待していなかった人がめちゃくちゃ優秀だったりして、こればっかりは、やっぱり雇ってみなけりゃ分かりません。
と、私は思っています。
ただ、そんなことを言ってても仕方がないわけで、できるだけ「人材採用活動」や「採用面接」には力を入れたいものです。
しかし、一方で、「与えられた戦力」を育て上げて戦うという姿勢も忘れてはいけません。
それが名監督のあるべき姿です(笑)。
つまり、社長も、管理職も、その気持ちを持たなければならないということです。
えっ?社長も?!
いやいや、最終的に採用するかどうかの判断を下したの社長でしょ?
だったら、「与えられた戦力」じゃなくて、「自らが獲得した戦力」じゃないですかー?
そう突っ込みを入れている人もいると思いますが、
もちろん、そうなんですけど、、、
何度も言って申し訳ないのですが、、、
だって、採用してみなきゃ分からないんだもん!!!。
でも、採用したということは、「神様が与えてくれた戦力」だということ。
そう考えるのです。
そして、その戦力は、何かの縁で入社してくれたわけで、会社にとっては“宝物”です。
その“宝物”を生かすも殺すも会社次第。上司次第。
(あっ、本人の頑張りも、もちろん・・・必要だけどね。)
そんな宝物だからこそ、会社(上司)は新入社員達を大切に、優しく、厳しく、愛情を持って育てなければならないのです。
そうです。人材育成の根底には、「愛情」がなければなりません。
「何とか一人前にしてやりたい」という想いが人を伸ばすのです。
それは生徒に対しても同じ。
ということで、この春に新しい社員の人が入社してくる塾さんもあるでしょう。
是非、その“宝物”に愛情を注いで、大切に育ててあげてください。
※ただ、仕事には向き不向きもありますから、全ての人材がこの学習塾業界で活躍できるとは限りません。
そういう場合は、早めに違う道を示してあげることも必要かもしれませんからね。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした