原点と分かれた時の話
今日のブログは、今から約10年前の2013年2月に、感傷に浸りながら書いたものです。
では、どうぞ!(*^▽^*)
今回、「原点との別れ」を実行します。
出会いがあれば、別れがあるというのが世の常なわけですが、やはり「原点」を捨てるのは勇気がいることで、寂しい気持ちにもなるわけです。
何のことかと言いますと、、、
2004年に立ち上げた当塾の第一号教室と、この度お別れすることになったのです。
9年間お世話になりましたが、建物が取り壊しになるので仕方がありません。
本日が最後の日(2月11日)。
トップの写真は最後に撮った一枚。
自分で塾を立ち上げたことがある人なら、恐らく分かっていただけると思うのですが、第一号教室っていうのは何か特別な想いがありますよね。
実際、この教室は、非常にボロボロの建物なのですが、立ち上げからお世話になっている私から見れば、可愛くて可愛くて仕方がない建物なのです(笑)。
ですので、ちょっとだけ感傷に浸らせてください(#^^#)。
<感傷タイム!>
今だから正直に言いますが、第一号教室を「あなた」に決めた時、
「自分が作る最初の教室がこんなボロボロのところか~。とほほ。」なんて思ってました(笑)。
ボロボロ呼ばわりして、申し訳なかったです<(_ _)>。
そんな私だったにも関わらず、「あなた」は寛大な心をお持ちで、広さが35坪くらいあるのに、家賃は13万円くらいという破格な条件で、立ち上げで生徒数があまりいない時に、資金的に随分助けてもらいました。
本当に助かりました\(^o^)/。
また、私と武田とスタッフの三人でB教室の壁のペンキも塗らしてもらいましたが、下手くそすぎてまだらになってしまいました。
ちなみに、弊社の武田なんて、ブースで死角になっているところに、「since2004」って書いたり、他にもいろいろ落書きをしてましたよ。(告げ口😏)
あの時は、失礼しました<(_ _)>。
それから、開校してすぐに問い合せが全然なくて不安な気持ちで一杯の時も一緒に側にいてくれて有り難うございました。
逆に、どんどん生徒が増えていった時は、生徒をいっぱい詰め込んで、窮屈な思いもさせてしまいましたが、それでも文句ひとつ言わずに、耐えてくれて、本当に感謝しています。
何だかとても寂しい気持ちになりますが、最初の教室が「あなた」で良かったと心から思います(*^-^*)。
ということで、この気持ち悪い感傷モードは終わりにし(笑)、新しいステージに向かいます。
まあでも、冗談は抜きにしても、「原点」にはいろいろな想い出があり、恐らく、そこには忘れてはいけない「心」があり、これから先どういう状態になろうとも、その「心」だけは持って行きたいなぁと思っている次第です。
ただ、一方で、原点だろうと何だろうと、しがみついている限り、次には進めないことがあるわけで、思い切って、捨てる(別れる)ことも必要なんだと思います。
あれから10年が経ちました。
今日は2023年1月24日。
今、この第一号教室は移転先の広くて綺麗なテナントで元気にしています。
今、塾としては教室数も少し増え、社員の数も増えました。
でも、今でもあのボロボロの教室で描いていた想いは1ミリも変わっていません。
ただ、ただ、良い塾を作りたい。
その想いは、今もなーんにも変わってない。
(もちろん、会社として歩んでいく中で外側の部分は変わった部分も一杯あるとは思うけどね。)
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。