教育と営業のバランス
学習塾業界って、しばしば「教育と営業のバランス」について語られます。
先日もうちの社員から聞かれました。
全体を10だとすると、社長は教育と営業のバランスは何:何ですか?
私、こう答えましたね。
10対10
えっ?反則?(笑)
でも、真面目な話、私はそうなんです。
大学を卒業してこの業界に入ってから今まで、教育と営業のバランスで悩んだこともなければ、それらを分けて考えたこともありません。
私がやっていることは全て教育であり、営業でもあるからです。
これ、きれいごとではなく、本当にそう思っています。
実際、図々しいとは思いますが…、
私、自分の塾(教室)が一番良いと思ってこの仕事をやっています。
だから、俗に言う「営業活動」は自塾のことをもっと知ってもらう活動であり、入塾を勧めるのもうちの塾に来た方がいいと思ってやっているので、良いことをしているとしか感じていません。
もし、その「営業活動」に後ろめたい気持ちを持つ人がいるとしたら、やましい塾運営をしているんじゃないかと思ってしまいます。
でしょ?(笑)
また、講習会の受講提案だって、その生徒に必要だと思う教科や単元をやるのに、必要な授業を提案しているだけなので、心苦しい気持ちになったこともありません。
だって、目的を達成するためには必要ですから。
まあ、余計なお世話かもしれませんが、もし、単なる営業でやられている人がいるのなら、即刻やめた方がいいですよ。
もしくは、単なる営業にならないように、生徒達の学習状況をしっかり分析して、堂々と提案することをオススメします。
だって、教育サービス産業ですからね。
なんてことを私が語っても、やっぱり、この業界には信じない人が多いのも事実で。
で、しつこく「本音はどうなんですか?」と聞いてこられるわけです。
だから、本音だっちゅうねん!(笑)
こういう人はどれだけ不健全な仕事の仕方をしているんだか…とほほ…。
全く教育的な観点のない塾の「営業」は、何の教育効果も生まない単なる営業です。
全く営業的な観点のない「教育」は、単なる自己満足で、それはボランティアでしてください(笑)。
学習塾の仕事は全て、教育であり営業です。
まあ、こんなことを書いても、上手く伝わっていないんだろうなぁと思うので、しっくりこない人は直接しゃべりに来てくださいよ(笑)。
とにかく、仕事とは顧客を幸せにすること。
その行為には教育も営業もありません。
全ては幸せを提供する活動です。ただ、それだけ。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。