何のために「あなた」がいるのか
面談をしていると、
子どもの意見と保護者の意見が食い違うことがあります。
「勉強やってる!」vs「勉強やってない!」
「数学だけ受講する!」vs「5教科受講しなさい!」
「○○高校に行きたい!」vs「△△高校に行かせたい!」
などなど。
そもそも、子どもと保護者の意見なんて、分かれるのが当たり前だと考えておいた方がいいでしょうね(笑)。
そんな面談になった時、
「お子さんの意見とお母さん(お父さん)の意見が違うようですから、まずはお家の方でしっかり話し合われてから…」
なんてことを言っている限り、地域ダントツNo.1個別指導塾にはなれないのです。
えっ?何故かって?
だって、「あなた」は何のためにそこにいるのでしょう?
ということです。
だいたい家で話し合ったって、その家の力関係で決まるだけの話ですから。
子どもに遠慮している親子関係なら、最終的には子どもに押し切られちゃいます。
親が強いご家庭なら、最終的には子どもの意見は握りつぶされちゃいます。
まあ、どちらの意見で決まったとしても、双方が納得していればそれでも構いませんよ。
でも、多くはそうはならないのです。
だから、
「あなた」がいるのです。
面談で、親と子の双方の意見を聞き出し、お互いを納得させた上で、「これでいきましょう!」と決める役割が「あなた」なのです。
もちろん、正確に言うと、最終的に決めるのは、その親子であり、「あなた」自身は決めるためのお手伝いをするということです。
子どもの味方になったり、親の肩を持ったり、妥協点を模索したり、お手伝いの中身はいろいろです。
よく家庭の問題や親子の問題に口を突っ込んだりしてはダメだと思っておられる人もいるようですが、突っ込んでいいのです。
いや、突っ込まなければ、本来、個別指導なんて機能しませんからね。
何故なら、学習意欲を阻害している原因が、結構、家庭の中にあったりするからです。
だから、「先生」として、口出ししなきゃならないのです。
そこが、塾は単なるサービス業ではない所以です。
そこまで踏み込まないと、やっぱり地域ダントツにはなれないのです。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。