当たり前のことを当たり前にやらない。
「当たり前」のことを「当たり前」にやることは確かに重要です。
でも、「当たり前」のことを「当たり前」にやっても地域ダントツNo.1にはなりません(泣)。
「当たり前」のことを「当たり前」にやらないこと、これがダントツのポイントです。
つまり、「当たり前」のことをやっても、「当たり前」の生徒数にしかならない、ということです。
「当たり前」ですよね(笑)。
あ~しんどい!!「当たり前」って9回も言ってしまいました…。(あっ、今も使ったから10回か…。)
でも、まだまだ頑張りますので、我慢してお読みください。
まあ、近隣の競合他塾が「当たり前」のことすらできてなければ…、
「当たり前」のことをやるだけで、そこそこ生徒数は伸びると思いますが…、
やっていることは所詮は「当たり前」のことにしか過ぎません。
でも、「当たり前」のことができていない場合は…、
差し当たり「当たり前」のことを徹底する。←これOKです!
でも、「当たり前」のことはできている塾様で、地域ダントツを目指すなら、「当たり前」じゃないことをやる。
もしくは「当たり前」のことを「当たり前」じゃないレベルまでやる。
ということが必要です。
そのためには、手法論から考えてはいけません。
手法論から入ってしまうと、どこかで聞いた「当たり前」の動きになってしまうからです。
まずは、ものごとの本質を掴むのです。
そうすれば、「当たり前」に捉われない「当たり前」じゃない手法論が生まれます。
例えば、退会。
「退会を出さない方法として○○をする」というのは手法論です。
ここから入ってしまうと、単なる作業になってしまいます。
まあ作業でもやらないよりはましですが…。
でも、「作業」ではパワーは生まれません。
では、どう考えればいいのか?
「退会」というものの本質を考えることです。
退会は何故出るのか?
→退会は何らかの不満があるから出るのですよね。
いったい誰の不満なのか?
→子どもの場合と保護者の場合があります。
子どもはどういう場合に不満に思うのか?
→○○○
保護者はどういう場合に不満に思うのか?
→△△△
子どもはどういう時期にその不満が出やすいのか?
→□□□
保護者はどういう時期にその不満が出やすいのか?
→☆☆☆
上記の○△□☆の部分を考えるのです。
これ、私がやっている研修のネタにもなっているので、ここでは割愛させていただきます。
そうしないと研修でしゃべることが無くなってしまいますので(笑)。
まあ答えは単純な話ですけどね。
で、根本的にこれらの「不満」を出さないためにはどうすればいいのか?
→ここの答え(取り組みや仕組み)が一番重要なのです。
でも、どうしても「不満」に思わせてしまった時に、どうすれば止められるのか?
どういう要素があれば、「不満」即「退会」にならないのか?
→ここの答え(取り組みや仕組み)も重要なのです。
これらの「答え」をちゃんと考えた上で、行動していくことが、結局は「退会」が出ない塾(教室)になるのです。
その「答え」は厳密に言うと、塾の経営構造や教育システムによっても違いますから、自ら考えてみてください。
そうすればきっと「当たり前」じゃない方法論が生まれます。
あと、仮に退会が出てしまった時の心持ちも大事。
その時は申し訳なくて落ち込んだりしますが、やるだけのことを精一杯やって出たものは仕方がない。
そう思うことも大切です。(もちろん「やることやっていたら」ですけどね(^_-)-☆。)
まあそれに、だいたい「退会」をいちいち気にしている時点で「当たり前」ですからね(笑)。
いやいや、そこは気にしろよ!!!
はい、小心者なので気にするなと言われても、気にはしちゃいます…。
ということで、このへんで終わりにしたいと思いますが、最後に1つ質問です。
このブログの中に「当たり前」は何回出て来たでしょう?
答えは…24コ
普通は1つの文章の中にこれだけ「当たり前」は出てきませんよね。
ほんと、「当たり前」が夢に出てきて、うなされそうですよね…。
これが「当たり前」ではないことです。
「当たり前」でないことは人の印象に残ります。
「当たり前」でないことは、良くも悪くも人の心を動かします。
地域ダントツNo.1個別指導塾にするのなら、是非、「当たり前」のことを「当たり前」にしないということを考えてみられることをお勧めします。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。