状況によって優先度は変わる
今日もちょっと野球ネタから。
プロ野球、「プロ」という限り、やっぱり結果(勝ち)に拘らなければなりません。
優勝しなければ意味がありません。
「頑張ったね…」だけではファンは納得しませんからね。
で、優勝しようと思えば、勝てる選手を揃えなければなりません。
そのためにも、選手を育成しなければなりません。
ただ、育成には時間がかかります。
う~ん・・・困りましたね。
もちろん、育成ではなく、他球団から凄い選手を引っ張って来て、優勝を目指すことも戦略としてはありですが、なかなかそれだけでは上手くいかないことも過去の歴史を見れば分かります。
やっぱり、自前で選手も育てることは必須のようですね。
つまり、目指すは「育成しながら優勝する」ということ。
しかし、これ、言葉にするのはたやすいですが、実際にやるのはかなり難易度が高いです。
やはり、育成にはそれなりの時間がかかりますからね。
三振や凡打にも目をつぶりながら、打席に立たせ続けなければ、その選手は打てる選手になりません。
しかし、そういう選手を使い続けると優勝は遠のいてしまいます。
何度も言いますが、ほんと難しいよね。
だから、思い切ってどちらかを捨てる(優先度を下げる)ということも1つの戦略。
将来を見越して、育成を優先するのか?
それとも、、、
目先に拘って、勝利を優先するのか?
これ、会社組織も一緒。
当然、社員さんを育成しながら、業績を伸ばしていくことを目指さなければなりません。
ただ、状況によっては、どちらを優先するのかを考える必要があります。
多少業績には目をつぶって社員育成に力を入れるのか?
それとも、、、
多少社員育成のスピードを緩めてでも業績向上に力を入れるのか?
また、社員育成や業績向上についても、
誰でもできる仕組みを作って、業績向上を達成するのか?
(ただ、誰でもできる仕組みは他塾さんでもできるわけで、業績向上に繋がるのか?🤔)
とりあえずマンパワー重視で、優秀な社員だけでも力ずくで業績向上を達成するのか?
(でも、マンパワーに頼ってばかりいたら、展開できないぞ🤔)
まあ、戦略にはいろいろありますが、やはり、状況に応じて取るべき戦略は変わってきます。
そりゃあ、そうですよね?
例えば、会社が潰れかけているのに、人材育成も仕組み作りもへったくれもないわけです。
その場合は、今すぐ生徒数を伸ばさなきゃいけません。
今すぐ目の前の利益を出さなきゃいけません。
力ずくででもそれを達成しなければなりません。
じゃなきゃ、会社は無くなっちゃいますからね(笑)。
一方で、資金的な余裕があるのなら、以前、某大手塾さんもやっていたように、
社内育成の強化や教室運営ノウハウを再構築するために、教室展開を1~2年ストップする!みたいな戦略を取ることもあります。
そう、会社経営は杓子定規にはいかない。
資金繰りと社内・外の状況に照らし合わせて、流れを読んで、打つ手は変わるのです。
だから、ある意味、社長さんは朝令暮改じゃなきゃいけないのかも?(笑)
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。