たった一人の力(結果)で組織は変わる
もうすぐ始まるWBC。
私、楽しみで仕方ありません(^o^)。
それにしても、昨日の侍ジャパンの強化試合も、大谷選手が凄かったですね〜。
いきなり2本のホームランとは、やっぱりスーパースターです!
大谷選手が打ったことで、ちょっと湿っぽかった侍ジャパンがイキイキし出した気がします。
実はこれ、会社組織でもあるんですよね。
今日はそんな話。
組織を活性化しようと思う時、全体の底上げを図ろうと研修とか組織改定とかいろいろやってはみるものの、何も変わらないなんてよくある話。
そもそも「全体を」という発想が間違っているわけですね。
いや、間違っていないかもしれないけど、いきなり全体の底上げなんて・・・ないない(>_<)。
まずは、その発想を捨てるべきです。
塾の先生なら分かってもらえると思うのですが、、、
学力の低い生徒(例えば、5教科それぞれ30点くらいしか取れない子だとしましょう)に英語も数学も理科・国語・社会もとりあえず全部60点を取らせようと思っても大抵上手くいきません。
だから、まずはその生徒が一番点数を上げやすい教科に絞って(1教科でいいから)、徹底的にやらせて、ビックリするくらいの点数を取らせることです。
ちなみに、30点の生徒が60点というのはビックリするレベルじゃないですからね。
過去、うちの塾にいた生徒の例で言うと、数学1点で入塾して来た生徒が次のテストで90点を取って来たということがありましたが、これがビックリするレベルです。(いや、これはビックリ以上かな(^_^;)。)
あっ、これ、私の手柄のように書いちゃっていますが、やったのはうちの武田です(笑)。
で、この生徒、どうなったと思います?
その後、数学はずーっとかなりの高得点をキープし、他の教科の成績もぐんぐん上がり、入塾時にはとても行けそうになかった高校に合格していきました。
それに、何と言ってもうつむき加減で暗い雰囲気の生徒さんだったのですが、顔を上げるようになり、めちゃくちゃ明るくなりました。(その後、彼が大学生の時に喫茶店でバッタリ会ったことがありましたが、就職も決まってしっかりした青年になっていましたね。)
そう、彼の場合は、数学のたった1回のテストで人生が変わったのです。
ちょっと生徒の話でアツくなっちゃいましたが(笑)、今日言いたいのは、組織も一緒だということ。
たった一人の頑張り、たった一回の結果で、組織って大きく変わったりするんです。
そう、たった一人の突き抜けた結果や、たまたま(かも?)出せたビックリする結果がチームに希望を与え、メンバーをその気にさせ(この状況下でもやり方次第で上手くいくんだ!そうか、我々だってできるんじゃないか!)、チームが大きく変わるのです。
変わる時って、案外そんなもの。
もちろん、一人じゃなくて、そういう人が多く出現した方がいいし、会社としてはそれを作り出す仕掛けや努力が必要だけどね(^_−)−☆。
ということで、、、
さあ、打席に立ってホームランを狙いましょうか。
そう、これを読んでるあなたがホームランを打つんですよ!
仕事はそういう気概でやるもの。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。