報告は相手に対する優しさだ!
「報・連・相」は組織が上手く回るための潤滑油です。
※報=報告、連=連絡、相=相談 (←もちろん、分かってますよね?(笑))
で、この中で、多くの人が一番ちゃんとできていないのは何だと思います?
はい、実は・・・
「報告」
なのです。
実際、報告業務って面倒くさいなぁ~って思っている人、まあまあいるでしょ?(笑)
でも、「報告」はとっても大事。
そして、この「報告」で、その人の仕事のレベルが分かります。
ちなみに、この報告業務には、受け取る側のことを考える力、つまりは“察する力”がいるんですよね。
例えば、、、
「上司から依頼された仕事」の完了報告をするのは当たり前。
もっと、レベルの高い人になると、
「上司が気になっているだろうという仕事」まで報告するのです。
しかも、これらについて、上司が「あの件、どうなっている?」と言ってくる前にね。
だから、仮に進捗が遅れているのなら、途中経過(進捗状況)を報告しなければなりません。
要は、大事なのは、「聞かれる前に」ということ。
そして、これを毎回ちゃんとやっておくと、上司からの信頼度がぐーんと高まるわけです。
一方、ダメなパターンは・・・
上司から「あの件、どうなってる?」と聞かれた時、
「あっ、完了したことを伝えるのを忘れていました。完了しています!」
「あっ、やるのを忘れていました。これから、やります!」
というやつ。
もちろん、「報告を忘れていた」よりも「やることを忘れていた」の方がイマイチなのは言うまでもありません。
それと、もう一つ。
上司が大して気にしていない案件や、重要視していない案件について、報告するのもセンスがないわけです。
上司は「そんなレベルの報告はいちいち必要ないんだよな~」となりますから(笑)。
要するに、上司の気持ちを“察する力”が重要なのです。
これ、対上司だけではありませんね。
塾の場合なら、保護者に対してもそうですね。
また、日々の業務報告(日報)などでも、その人の仕事のレベルが分かります。
例えば、毎回、同じ失敗を繰り返し、同じような対策を書いている人なんかは、
「いつまで同じことを繰り返しているわけ?全然成長してないやん!」と思われるパターンです。
もちろん、背伸びしたり、嘘の報告をしたり、ミスを隠したりする必要はありませんよ。
そこは正直に報告しなければなりません。
でも、書き方ってもんがあるんですよね。
もっと、成長している感を出さなくちゃ。
というか、成長しなきゃ!
そうじゃなきゃ、上司は不安で不安でたまりません(笑)。
他にもいろいろありますが、、、
とにかく、報告は「報告すること」が目的ではありません。
また、上司や保護者に気に入られることが目的でもありません。
あくまでも、周りの人が動きやすいように、安心できるようにすることです。
そう、「報告」とは、相手に対する“優しさ”なのです。
ということで、本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。