普通からの脱却(前編)
最近は、他塾さんのチラシを見ても、どこも似たり寄ったり。
多少の違いはあるものの、システムはほぼ同じ。(顧客が見ても分からないレベル。)
無料体験授業の回数や入会キャンペーンなんかも大差がないわけです。
授業料は?というと、ちょっと差はありますが(指導形態・人数によって当然変わってきますよね)、それもそんなに気にならないレベル。
それに、授業料が安めの塾が流行っているかと言えば、そんなこともないですしね。
まあ、どこの塾さんも競合他塾の研究をしていて、良いものはどんどん取り入れて(真似をして)いるので、その結果、同じような個別指導塾の出来上がり!…という感じなのです。
ほんと、嫌になっちゃう(笑)。
あっ、これら、個別指導塾の話ね。
集団指導塾は「合格実績」で明確な違いがありますから。
さて、私、差別化が大事だと日頃から言っています。
ただ、先に挙げたように、ここまで来れば、全然違うコンセプト・ターゲット・指導形態の塾を作らない限り、なかなか目に見える差別化は厳しいですね。
じゃあ、思い切って全然違うカタチの塾にしちゃおう!と思っても、会社組織でやっていたら、変革も簡単にはできません。
それに、全然違うカタチの塾にするのは勇気がいります。
全く的外れの(市場に受けない)塾になるかもしれないので、怖いですもんね。
さて、どうしましょうか?🤔
まずは現行のままで、差別化できることはないのかを考えてみましょうか。
あっ、その前に、競合他塾さんが何をやっているかの情報を集めなきゃ、差別化もへったくれもないですよね?
他塾さんのチラシを見て、ホームページを見て、資料を取り寄せて、調べてみましょう。
いや、保護者のふりをして話を聞きに行った方が手っ取り早いかもしれない(^_^;)。(塾の先生は良い人が多いので、めちゃくちゃ教えてくれますよ(笑)。)
最初に注目すべきは、生徒数。
これはストレートに聞くと怪しまれるので、ある程度、予想できる方法や質問の仕方があります。(ここには書かないけど。)
とにかく、この塾が流行っているのか、流行っていないのかの把握ね。
流行っているとしたら、似たり寄ったりのシステムの中でも力を入れていること、工夫していることを聞き出し、責任者の力量も確認し、流行っている理由を把握しましょう。
流行っていない場合は、流行っていない理由を見つけましょう。(ああ、なるほど。これだから流行ってないんだ。)
そう、相手を知ることが差別化の第一歩です。(競合他塾が一杯あれば、全部調べます。)
その結果、競合他塾さんでやっていることも、自分(自教室)がやっていることも、大して変わらないとしたら・・・要するに、それは両塾とも「普通」ということ。
やっぱり、普通じゃ勝てない…。
その地域で突き抜けた存在の塾にはなれない…。(お互いに痛み分けって感じ(笑)。)
じゃあ、自塾(自教室)の、
何をどう変えれば(強化すれば)、普通じゃなくなるのか?差別化になるのか?
ちょっと、それを考えてみてみてください(*^^*)。
ということで、もし現状の塾運営(教室運営)で行き詰まりを感じているのなら、何か飛び道具や魔法のような方法を探すのではなくて、現状をまずは見つめなおすことだと思います。
この続きは次回にしますねヽ(^。^)ノ。
丁度、明日は祝日でブログはお休みにするので(仕事は通常運転だけど)、丸一日、考えてみてください(*^^*)。
ではでは。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。